第5話 ホームパーティー
ー前回のあらすじー
バイト終わりに誘われた
ホームパーティー
そして先輩の家。
条件が揃いすぎていると
半分疑いながらも僕は当日を迎えた
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ホームパーティー当日を迎えた。
僕はお菓子を買ってくる当番だったので
スーパーに行き沢山買って
先輩の家に向かった。
着くと思い出す。
こないだここでハグされたな。
今日も何かあるのかな?
恥ずかしい気持ちと
正直半分ウキウキした気持ち。
僕の心情はそんな感じだ。
インターフォンを鳴らす。
「入って〜」
と先輩の声が聞こえる。
どんな部屋なんだろう時になりながら入る。
綺麗な玄関に廊下。
「こっちこっち!!」
と先輩の声。
もう他のメンバーはついていて
料理を作っていた。
すごい広いリビングだった。
大きなテレビにソファ
6人は座れる
ダイニングテーブルもある。
猫も2匹いた。
「お菓子ありがとう!その辺に置いといて!」
「わかりました!」
お菓子を置く。
「何かすることありますか?」
僕は野菜を切ったり
料理を盛り付けることになった。
お洒落なサラダと
餃子とお肉のパーティーだ。
乾杯して始まる。
僕はお酒が苦手なのもあってジュースだ。
「〇〇も大分仕事なれたよな!!
もう完璧だもん!」
と男性から
「手先も器用だよね!」
と女性からも
どうやら新人歓迎?
のような雰囲気があった。
若い僕に気を遣ってもらって
とても嬉しかった。
今は年上の人と仕事をするのが
当たり前になっているが
当時の僕は年上の人と
話すことなどあまりなく
少し怖さもあったが
この人達の温かさに
段々心を開いていくことが出来た。
今、周りからは
凄いコミュ力だよね!!
と言われるがきっとこの人たちのおかげだ。
感謝しかない。
お酒も進み
ゲームをする事になった。
6人でスマブラをした。
とても楽しい時間だった。
あっという間に11時になっていた。
僕以外は全員まぁまぁ酔っている。
(そろそろ片付けないと)
僕はそう思って机の上に
置いてある食器をキッチンへ持っていった
運び終わり洗おうとしていると
先輩が
「ありがとう!手伝うよ〜」
と酔った声でこちらに近づいた。
「大丈夫ですよ。僕シラフなんでやります。」
「ううん!流石にやるから一緒にしよ!」
僕がお皿を洗い
先輩が食器を拭く流れになる。
「〇〇くんいつも気が利くよね〜」
「そうですか?普通ですよ。」
何気ない会話をしていた。
「みんな寝てるね〜」
と先輩がいう。
リビングを見ると
他のメンバーは全員寝落ちしていた。
「みんなお酒結構飲んでましたもんね。」
「楽しいから飲んじゃうよね〜」
食器が拭き終わり
リビングに戻るのかな?
とぼくは思っていた。
そう思っていると
「ねぇ、この前の続き、、しない?」
と先輩は僕に言った。
次回、第6話 キッチン
惇の写メ日記
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