【20-46 エピソード3】- 惇(CANDY OSAKA)大阪/性感マッサージ

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惇の写メ日記

  • 20-46 エピソード3
    20-46 エピソード3

    第3話 帰り道

    ー前回のあらすじー

    バイト終わり
    車で先輩を送って行くことになる
    帰り道に何が起きるのか、、、

    ーーーーーーーーーー

    深夜2時にさしかかった頃
    お酒も進みもう今日は帰ろうとなる。

    他の先輩から

    「〇〇さんを宜しくね〜
    持ち帰っちゃえ!!」

    なんて冗談を言われながら

    「こんなイケメン私には無理だよ!」

    という先輩。

    20歳の僕は緊張している。
    夜中なのに眠くないのはきっとそれだ。

    そして解散し各々帰る事になった。

    「じゃあ私を宜しくね〜」

    陽気な先輩。

    最初は同じ方向のメンバーと4人で歩いていた。

    しばらくすると

    「じゃあ俺達こっちだから!またね!」

    「また今度です。お疲れ様でした。」

    と2人きりになった。

    すると先輩が

    「ごめん!結構寄ってる、、、カバン持ってくれない?」

    と一言

    「勿論です。大丈夫ですか?水入ります?」

    「ううん!大丈夫!ありがとう!」

    と言いながら僕がカバンを持った。

    すると先輩から腕組みをしてきた。

    一気に鳥肌が立った。

    「え?本当に大丈夫ですか?」

    「んー平気だよ!ちょっともたれたいだけ。」

    「わかりました。」

    と言いながらしばらく歩く。

    ようやく車に到着し先輩を載せる。

    「本当にごめんね、、住所これだから!」

    と言われた場所まで向かう。

    大体10分くらいだっただろうか。

    内心ずっとこのままどこかへ行きたい
    という思いもありつつ
    しっかりと目的地に向かう僕。

    先輩は出発してすぐに寝てしまっている。

    目的地に着いた。

    寝ている先輩。

    綺麗な顔だ。
    ずっと見ていられる。

    このままどうにかしたいくらいだ。
    でも嫌な事はしたくないし
    まだ僕もバイト初日だ。
    そんな事はしちゃいけない。

    「着きましたよ。」

    「・・・・ありがとう〜」

    先輩は伸びながらそう言った。

    「ねぇ、家くる??」

    突然の事にびっくりした僕は

    「え??行かないですよ!!」

    と、思わず本意とは逆の事を言ってしまう。

    「そうだよね、私なんか嫌だよね〜」

    少し沈黙

    「ごめんごめん、酔いすぎただけだから
    でも送ってくれて感謝だし!!」

    と言いながら先輩は僕にハグをした。

    戸惑った。
    どうしたらいい?
    抱きしめ返したらいいのか
    嫌がればいいのか
    そんな事を考えていると

    「今日はここまでね!!
    おやすみ〜」

    と言いながら先輩はドアを開ける。

    「おやすみなさい」

    というと先輩は車から出て行った。

    今日は、、、、
    これが引っかかる。

    バイト初日
    誰にも言えない秘密ができてしまった。

    とんでもない初日のスタートだった。


    次の日の事だ。

    次回、第4話 言えない




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