こんばんは。天津 翔です。
先日は新人の最後の講習を終え、無事彼は9月からのデビューを切れました。
彼に最後の言葉として、『性格を作る事』『目を疑う様な酷い事なんていくらでもある』と、この業界についての綺麗では無い部分を教えている時に、ふと自分が経験した''辛い事''が脳裏に。
たまたま寄ったコンビニで自分を指名してくれていたお客様が、自分と同じ店舗のセラピストと楽しそうな会話をしている姿を見てしまった事があります。笑
何故だか、浮気現場を目撃してしまったかのような歪な焦燥感に感情を支配されました。
別に、隠れる必要も無いのに2人に見つからない内に買いたかった物も買わずにお店を後にしました。
その場から離れて帰路に着いている時に、色々な事を考えました。
『僕のどこがいけなかったんだろう』
『何か不快な思いをさせていた心当たりは?』『僕は心のどこかで怠けていたのではないのか?』
『マンネリの打開策は提案していたか?』
『些細な心の変化に気付けていたのか?』
そしてふとあの言葉を思ったのです。
その人は、セラピストにとっては大勢のお客様の内の1人かもしれないが、その人にとっては自分で指名した唯一のセラピスト。
この時に本当の意味でこの言葉を理解したのかも知れない。
結局僕は真摯にお客様一人一人と向き合えていなかったから、ああ言う結果に至ったのだと思うし、実際見た時に相当なショックも受けた。
悔しさと嫉妬心みたいな物の塊が胸の中で消化し切れずに、なんだかモヤモヤした毎日が続きましたが、これは僕にとってとても貴重な経験にもなりました。
そしてこの時に同時に感じたのが、いくらお仕事場で様々な事をやろうが、自分の感情ってのはそう簡単に騙せないんだな、と言う事。
セラピスト1人1人が血の通った人間。
やっぱ奥深いやこの仕事。おもろ。
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天津 翔の写メ日記
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セラピスト≠機械天津 翔