天津 翔の写メ日記

鳥肌って、皆さんはどう言うイメージを持っていますか？

感動。失望。熱狂。快感。悪寒。

様々な種類がある事でしょう。

しかし、この様な気持ちを表す場でマイナスになる事を、あまり書き記したくありません。

今回僕が感じた’’トリハダ’’は感動と熱狂に近いかな？



プロフィールにも書いてある通り、僕は白川郷が日本で1番好きな場所です。

言わずと知れた世界遺産。岐阜県北西に位置する大野郡。そこにある村落一体を『白川郷』と呼ぶ様になったのは、最近だと知りました。



そんな僕が白川郷に興味を持ったキッカケは、実はアニメを通してのモノでした。

中学1年坊の当時、アニメや漫画に対する世間からの風当たりは中々の物でした。

少しでも多く女の子が登場するアニメを閲覧していると『オタク』『キモい』『おっぱいとお尻でかすぎ。現実ではあり得ないから。』そんな言葉が教室を飛び交う事は、もはや日常茶飯事になっていました。

しかし。そんな雑音は意に介さず、僕は自分の好きな物をただただ楽しんでいる事が多く、友人達からは『常人ぶった変人』との称号を頂けました。



そんな行く先が薔薇道の中、僕はあるアニメに出会います。

『ひぐらしのなく頃に』

このアニメを初めて鑑賞した時は、流石に度肝を抜かれました。何もかもが平和に見えた農村で、様々な凄惨な事件が起こって行く。一話一話見終えた後は、ため息をつかずには居られませんでした。



そんな衝撃的なアニメの舞台となったのが、ここ白川郷。

多感な時期に受けた衝撃は、いつしかその場所へ『行ってみたい』と言う強い意志に変わって行ったのです。



そんな気持ちを大人になった今も持ちながら、初めて聖地を訪れた時の事を、忘れもしません。



寒い時期でした。生憎の雨で、村落全体はどんよりと鈍色の雲に覆われ、観光客自体もピークを迎える程の多さではありませんでした。

ですが、僕にとっては些細な事。

初めて自分の足で踏み入れた、太古からの日本の原風景。全てが新鮮で、全てが愛おしく感じました。

写真や画面越しでしか眺められなかった青年時代を思い出し、僕の心の中にも同じ色の雨が降っていました。



あの瞬間はどうしても忘れられないな。死ぬまで現役の気持ちだろうな。



寒いからなのか、初めて見た感動を体現していたからなのか。ですが、間違い無く僕の身体は’’トリハダ’’を立てて居たような気がします。



今日のお題はまたコメントが楽しみになる様なお題でしたね。

皆様の’’トリハダ’’

体験を是非お聞かせ願いたい。



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