天津 翔の写メ日記

『愛着』って言葉がもう既に体を表しているような。

名前で縛るとはこう言う事なのか。



自分は昔から愛着心が強いように思える。気がする。

幼馴染だった2人(男女)が僕以外の人と遊んでいるだけで、ムカムカしたし、僕が居ない所でその2人がひっそりと遊んでいる所を目撃した時は、あまりにも激昂しすぎて、保育園の先生に必死に止められた記憶もあったりする。



昔、母親からプレゼントをされた一枚の毛布がありました。

僕はそれを後生大事に抱えていたらしく、寝る時も、トイレへ行く時も、お風呂へ入る時までずっと、その小さな右手で掴んで離さなかったそうです(お風呂は勿論止められた)

中学3年になるまで、そのボロボロになった愛着とヨダレまみれになった毛布を使い続け、僕が家に居ない隙に母親がその損傷具合を見かねて、新しい毛布を新調していました。



当然僕は激怒し『あれが無いと寝れない！！！』と子供じみた駄々を捏ねまくり、困る母を横目に新しい毛布をしっかりと手の内に収めていました。

この件は結局’’色と質感が非常に似通った別物’’を買い与えて貰った事により、手を打ったと言うオチです。どんだけよ…



コホン。これはここだけの話で済ませておいて欲しいのですが、今も色と感触が似通った毛布をベッドに置いています。もしこの事を口外したならば、この世で1番恥ずかしいポーズを取りながらパウダーを1時間ぶっ通しで受けて貰う、と言う罰を設けているので、くれぐれもご内密に。



まぁ、このお話を見てわかる(？)通りに、僕は人への情も物への情も人一倍敏感だと言う事です。

流石蠍座。自分が興味を持ったり、自分を大事にしてくれる人への情は、ナイアガラとタメを張るくらいに深いと言う事でしょう。



さて。一通りお話が落ち着いた所で、最近言われた事について言及して行きましょうか。

『翔君は日記の最後で、真面目なまま終わるのが気恥ずかしいのか、少しボケるよね。』



うん。その通りすぎ。

なぜバレた…



自分で書いたモノは、必ず一度読み返してから皆様にお届けする形を取っているのですが、校閲している時点で実は結構恥ずかしいものなのです。



ですから、少しのボケを挟めば、良い塩梅に日記が一気に味気を増し、素っ気無い文面を綺麗に整えてくれるのかな。とかまで考えてたりするんです。









いや。嘘です。照れ隠しです。

変な言い回しばっかり使うので、少しくらいボケなきゃ恥ずかしい、と言う気持ちが9割9分9厘と言った所でしょうか。



勿論おわかりだと思いますが、この事もここまで読んで下さった方々でのご内密に。

もしバレてしまえばこの世で1番、、、



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