厳冬真っ只中のこの季節に書く内容かい…?とは思いましたが、一応、お題としてこの日記のタイトルを掲げさせて頂いているので、ご了承下さいませ。
春と聞けば真っ先に頭に思い浮かんでくるのが『桜』ですね。やはり。
日本の美しい四季折々の中でも、一際彩りの強い花。
縁起の良い花ともされており、祝福や験担ぎなんかにも用いられる事が多々ありますね。
僕は高校生に上がるまでは、花と言う存在そのものにそもそも興味がありませんでした。
それ以上に、スポーツやゲーム、漫画やアニメ等僕の興味を根こそぎ持って行ってしまう魑魅魍魎達がさんざそこら中に散らばっていましたから。
花を愛でて季節をやり過ごす暇なんて、多感な頃の僕にはありませんでした。
しかし、受験戦争を乗り越えて少しばかり心に余裕が持てていた僕は、家族の友人達に誘われて暇つぶしがてらに大阪城へと花見へ行く事になりました。
そこで見た満開の桜が本当に今でも忘れられない。
ああ、俺はこんなに綺麗な物を今までの18年間無視し続けて来たのか、と。
人々がもつれたりほどけたりする道すがら、その傍には満開の桜達が咲き誇っていました。
正に千本桜。周りの音が段々と遠くなり、自分の視力の倍率がゆっくり変わって行く感覚がしたのを覚えています。
それ以来、僕は春になると都会の街中でさえも桜を見かけると、思わず見入ってしまう事が多い。
時間を取って桜を見る日を作る事も欠いていません。
僕が美術の才能に秀でていたなら、どんなに素晴らしい風景を残せた事か。
…そう言った変なベクトルの悔しさまでをも発症させてしまう始末。
…とまぁ、春に対してポジティブな意見もここまでにしておきましょうか。
実は僕はどちらかと言うと『春』と言う季節は苦手な方なんです。
僕の日記の読者の方々。いつものパターンですね。今まで力説していた事を簡単に覆しちゃうヤツ。何回目やねん。セルフツッコミをしておきましたので、どうか絶対に許して下さい。
春ときけば『虫』『花粉症』。
この2つがきょーーーれつに脳内を侵して来ますね。ええ。
どちらも僕の大大大弱点でして、毛虫を道端で見つけた日には『後ろにこっそりキュウリを置いてみた時の猫の反応』と同じくらい飛び跳ねる自身があります。
ゴ◯◯リさんもこの時期から段々活動してきよる。
花粉の方もです。
僕は元々慢性鼻炎持ちで、鼻の粘膜がヨワヨワ系セラピストなのです。
冬に我慢させられた分の花粉が、一気に僕のヨワヨワ
鼻目掛けて襲いかかって来る訳です。そんで、そんな興奮した花粉達に僕は為す術も無く蹂躙される訳です。
いやー、まいった…
春は筍や大根、キャベツにじゃがいも等旬な食材も多く食の面で見ても申し分のない季節なのですがね…
’’簡単には我と言う季節を語らせないぞ’’と言う『春』さんからのお達しなのでしょうか。酸いも甘いも全部受け止めて見せろと言う人生の教訓を突き付けて下さっているのでしょうか。
はたまた、僕の行き過ぎた妄想の結果なのでしょうか。
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天津 翔の写メ日記
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No.131 春といえば天津 翔