がく。まなぶ。まなび。きょう。
人間の頭にぶち込んでいる知識の事を名前で縛った言葉ですね。
この『学』と言う文字が使われている熟語や慣用句には、それぞれ知識や経験の事を指す内容が多く見受けられる気がする。
何かを学んで、習得する時は必ず’’インプット’’から入りますよね。
頭の中に知識の波をぶち込んだだけでは、その波はいずれ収まります。その波を自分の海馬で荒立たせて、外へとぶち撒ける事でようやく、自分の海を作れると言う訳です。
だから難しい。
20時間、1000時間、10000時間の法則と言う学説を聞いた事があります。
物事を’’たった一つ’’でも習得するにはこの段階を踏むことで、初めて何か一つを習得出来るとされている説です。
20時間→ぎこちなさが消える。
1000時間→中上級者。自分の中の強みと弱みを知れる。
10000時間→簡単には辿り着けない境地へ至れる。一朝一夕で真似できるレベルでは無くなる。
これが学の基本とされています。
現実的に継続可能な時間を仮定して、日数に置き換えると、上から約1週間→約1年→約10年となります。
たった一つですよ。たった一つの事を習得した、と言えるまで少なく見積もっても10年は掛かるわけです。
そりゃあ難しい事でしょうよ。難しいからこそ成し遂げたくなるでしょうよ。
そりゃあどっかの一万円札さんも’’すゝめ’’たくなりますでしょうよ。
まあ10年はちょいとばかし盛っている面もあるかもしれませんが、物事を学習して身に定着させる、ってそれ程苦難の道であり、尊い事だと言うことです。
だから今みなさんが行きて、何かを営んでいるその事こそが自然と繰り返しているかけがえのないルーティンだと言う事なのです。
大器晩成大いに結構。石の上にも三年。臥薪嘗胆。堅忍不抜。どんとこいってもんです。
僕含め目先の報酬を追い求めがちではありますが、観察眼と胆力を磨いて、いつか度肝を抜くその日まで、ただただ石を積む毎日なんです。
どうでしたでしょうか。
なんらかの決意表明じみたこの一作。
僕は、写メ日記には恥ずかしい事や歯の浮く様な言葉はバンバン羅列して行きたいと思っています。
自分で考えて感じた言葉をひたすら綴りたくっていく。そういう場所にしてる。
だから後から見返して、枕を強めに握ってバタバタしても良いと思ってます。
…思ってます。
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