またこの一文字お題シリーズだ。
まぁでも良い漢字をチョイスしましたね。
えん、ふち、よすが、えにし。
どの呼び方も何か威厳があって格好良いな。
今回の漢字はどれも’’繋がり’’を意味しているモノが多いのか??
慣用句では
’’縁と浮き世は末を待て’’
’’縁に連るれば唐の物を食う’’
など、希望が滲み出ている様な言い回しが多く見受けられます。
このどちらの慣用句も意味は『縁は巡る。焦らず好機を待て。』と言うもの。縁というのは巡り巡ってくる瞬間が必ず訪れるもの。巡らないと言う事は、そこまでだと言う事。
自分に与えられた縁を取捨選択し、気持ちを返そうと思う人をしっかり選べ、と言う事ですね。
確かに思い返してみると、どれだけ関係を断つ出来事があったとしても、ご縁がある人とは必ずまた出会う事になる。縁が切れることは無い。
何かが起きてしまっても、一時離れても、縁は巡ってくる。
反対に縁が無い人は、自分も相手も必死で繋ぎ止めようとしても、何かが上手く噛み合わずにそのまま道を違えてしまう。
残酷に聞こえるかもしれないけれども、人との繋がりとは案外そんなもの。
むしろ、大事と思える人が居る事こそが奇跡に近いんだと思う。
それも確かな縁を築き上げて来たアナタが居たからこそ。
昔、超絶胡散臭い社長から言われた言葉を思い出しました。
『君とはご縁を感じる。だから私達と共に来て欲しい』
愛想も良く、腰が低い社長でした。しかし、会って2回目の僕に商談なんかをしてくる時点で怪しさ満点。
社長かどうかも怪しかったか?
結局蓋を開けると縁なんて物は微塵も感じず、搾取する側と搾取される側だけの’’縁’’が存在する情報商材の取引でした。
つまり、僕はその社長から’’される側’’の縁を押し付けられる手筈だった訳です。
今思い出しても腹が立ちますが、社会を知らない若者から金を騙し取る口上で良くもやすやすと『ご縁を感じる』なんて言えたもんだ。
その後の、『なんちゃって顔広げ飲み会』が面白くなさ過ぎて、15分で帰宅を決めた僕はナイス判断だった。人を見る目はあって良かったと、心の底から思いましたね。
とまぁ、過去の無駄な縁の話も終えたところで今回はここまでにしますか。
縁もたけなわ…間違えた。宴もたけなわではございますが、これにておーわり。
ばいちゃ。
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天津 翔の写メ日記
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No.105 縁天津 翔