そんなの貰ったら基本何でも嬉しいのでは?
自分の事を考えて、選んで、渡して。その時点でもう嬉しい。
幸せハッピータイム。
と言う感情論は置いておいて。
真面目に考えると、日常的に使う物を貰った時が凄く嬉しいかも。
人からのプレゼントって凄く、凄く嬉しいんだけれど嬉しくて中々使えないって気持ちになる時がある。
でも、それって自分が誰かにプレゼントをした時に置き換えてみると僕はやっぱりあげた物を使って欲しい、って思ったのよね。
そう思ってからは、頂いた物は消耗が激しい物であろうが真っ先に使うようにしているつもり。
話は少し変わりますが、記憶に残っている贈り物と言えばやっぱりあれかなー。
小さい頃にずっと欲しかったポータブルゲーム機を買って貰った時かなぁ。
ずっとずっと喉から手が出る程欲しくて、持ってる友達の家に遊びに行って良く貸して貰ったりしていた記憶。
母親に強請っても『よそはよそ』と一蹴されるだけで、買ってくれるそぶりすら見せてくれなかった。
でもある日、僕が所属していた少年野球チームで地区大会の決勝を迎えた事がありました。
その前日に『頑張りなさい』とだけ母親に言われて、見事僕達はその大会で優勝を収めることが出来たのです。
僕の成績もかなりの好調で、3打数2安打2打点、と自分なりにチームへ貢献する事が出来たつもりでした。
チームメイトと監督に褒められながらホクホクの気持ちで帰り支度をしていると、母親から一言。
『ヨドバシカメラ寄って帰ろっか』
僕は疲れていたので、買い物の付き合いは面倒臭いけれど久々にご褒美に外食で美味しい物でも食べさせてくれるのかなー、なんて呑気に考えていました。
ところが。
母親と僕が向かったのは家電コーナーでは無く、ゲーム売り場でした。
そして『いつも欲しいって言っていた物、持ってきなさい』とのお言葉。
あまりの驚きに目がうるうるし出し、疲れてむすっとしていた僕の顔が、その日1番の笑顔と共に母親へと向けられていました。
『なんで。いいの?ほんとにいいの?』
何回も入念に母親に確認を入れたのを覚えています。
そうして友達が皆こぞってやっていたゲーム機を僕は手に取り、満面の笑みとヨダレと共に母親へと献上しました。
相当デレデレだったんだろうな。
帰り道、買い与えて貰ったゲーム機とカセットをそれはそれは大切に抱き抱えて、頭の上に音符マークが見える程ご機嫌な足取りで帰路についていたそうです。
未だにあの日の事は鮮明に覚えているし、母親や父親に同じような思いになって欲しいなと僕は常々思っています。
妹が出来てゲーム機を強引に強請る事が無い長男の僕だったからこそ、あの日の嬉しさが深く身体に染みついた。
もうそのゲーム機をする事壊れてしまって手元には無いけれども、ずっとずっと大事な思い出。
少し感傷的になってしまいましたが、貰って嬉しかった物の答えは『ゲーム機』ですね。
僕も人に何かをあげる時は、気持ちも込めるように心がけているつもり。
イベント日記23日目。
とうとうこの1ヶ月のイベントも、残す所後1週間。
沢山の反響と声援、とても大切に受け止めさせて頂いています。
イベント初日の写メ日記のいいね、どこまで伸びるかな。
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天津 翔の写メ日記
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No.77 もらって嬉しかったもの天津 翔