どうも!
飯塚ゆめとです!
前回の「インドでトイレに閉じ込められた話」が、
ありがたいことに好評だったので、
今回は旅行編として、
「僕なりの旅行の楽しみ方」をテーマに書いてみました。
昔から、僕にはひとつのジンクスがありました。
それは、
「移動距離が、思考の深さを決める」というもの。
思い立ったらすぐ行動。
なんとなく心がざわついたら、ふらっとどこかに出かける。
そんなふうにして僕は、たくさんの景色と、たくさんの“自分”に出会ってきました
旅行って、
「どこ行った?」とか「何食べた?」って話になりがちだけど、
僕にとっての旅は、
“感性の再起動”みたいなものなんです。
日常の中で自分の思考や感情がつまってきたとき、
それをほぐすように、ふっとどこかに出かける。
それが僕の旅の始まりです。
どんな旅でも、僕が大事にしてるのは
「観光」じゃなくて「観感(かんかん)」。
目で見るだけじゃなく、
耳で聞いて、肌で感じて、鼻で嗅いで、心で受け取る。
たとえば、南国の朝に聴こえる鳥の声ひとつ、
現地の市場のスパイスの香りひとつが、
自分の思考の偏りや、凝り固まった感情をゆるめてくれる気がします。
旅は、“思考の整理”でもあると思っていて。
僕は旅先では、あえて予定を詰め込まないようにしています。
目的のない散歩、地図にない裏通り、
気まぐれに入ったカフェ。
そういう“余白”の時間にこそ、
ふと「今の自分」が顔を出すことがあります。
そして、
旅にはいくつかの“ギフト”があります。
1. 自分の“当たり前”が壊される
電車が時間通りに来ない国でイライラしていた僕に、
現地の人はにっこり笑って「急いでどこ行くの?」と一言。
あの瞬間、
「“ちゃんとしてる”って、誰の基準?」
と気づかされました。
2. すべての“選択”に気づけるようになる
ホテル選び、レストラン選び、ルート変更…
旅では、常に「自分がどうしたいか?」が問われる。
これは日常でも使える思考で、
「自分で決める癖」が旅で自然に養われます。
3. 感受性の解像度が上がる
音の大きさ、空の色、建物の手ざわり
慣れない環境では、五感が自然と敏感になる。
つまり旅は、“感性のリハビリ”にもなっているんです。
4. 孤独と向き合える
ひとり旅って、実はかなり心が洗われます。
誰にも話しかけられない国で、
レストランでただ一人、食事をしながらふと涙が出たことがある。
でもそれは寂しさじゃなくて、
「こんなにも世界は広くて、僕は小さな点なんだ」と気づけた涙でした。(本当は寂しい?…笑)
5. 対話が深くなる
同行者がいる旅なら、なおさら。
旅中の何気ない会話や沈黙は、
“関係性の本音”が滲み出る瞬間でもあります。
「なんとなく合わない」と感じた人の本質が見えたり、
「この人とはずっと一緒にいたい」と思えたり。
6. 自分の“違和感”に素直になれる
「この国の雰囲気、なんか苦手」
「この場所は心地いい」
そう感じたとき、理由は分からなくてもOK。
大事なのは、「自分が何を快・不快と感じるかを知ること」
このセンサーが日常でも使えるようになります。
7. 「戻ってくる場所」の尊さに気づける
不思議なもので、
どれだけ旅が楽しくても、最後は「帰る場所」を思い出す。
あの瞬間こそ、
「私には、安心できる居場所がある」と再確認できる時間。
そして、
旅先で得た気づきや視点は、日常に持ち帰ることができます。
それは“感覚の土産”みたいなもので。
だからこそ僕は、
「ちょっと疲れたな」と思ったときこそ、
“思考の整理整頓”として旅を使ってみてほしいと思っています。
旅行は、
リフレッシュでもあり、逃避でもあり、
“自分に立ち返る手段”にもなるんです。
それらはすべて、
「思考の筋肉を柔らかくする経験」なんだと思います。
それができれば、どんな小さな旅も満足度上がると思っています。
もしも最近、自分が見えにくくなっていたら
ぜひ旅に出てみてください。
知らない景色の中に、
“まだ言葉になってない自分”がいるかもしれません。
いつも、最後まで読んで頂きありがとうございます。
次は、もう一度行きたい国の話でもしようかな。
ゆめと
飯塚 ゆめとの写メ日記
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僕なりの旅行の楽しみ方 〜趣味編〜#1飯塚 ゆめと