どうも!
飯塚ゆめとです!
今回はちょっと、僕の“福島弁”にまつわる話を書いてみました。
福島にいた頃は、ふつうに通じてた言葉も、
関西に来てから「え?それどういう意味?」って顔されたりして、
思わず「言わなきゃよかった〜!」って照れ笑いすることもあって。
でも、そういう言葉のすれ違いも、
今ではちょっと愛おしかったりします。
福島弁って、どこかあったかくて、ゆるくて、
僕自身も大好きな言葉なんです。
そんな“言葉のすれ違いと、ちょっとした心の距離の縮まり”を、
今日はゆるっと綴ってみたので、
よかったら最後まで読んでってくださいな。
僕は福島県出身なんですが、
いわゆる「無アクセント地域」で育ってきました。
ん?どういう事?ってなりますよね。笑
つまり、どの言葉にもあんまり強弱がなくて、
全部まっすぐ、平坦にしゃべるんです。
いわゆる、言葉に抑揚(イントネーション)があんまり無い話し方のことです。
……で、関西に来て、気づいたんです。
これがまぁまぁ致命的なことに。笑
僕が普通に喋っていても、
言葉の強弱がないので、
テンションが低いのかなと、
疲れてるのかなと相手に思わせてしまったり、
冷たく感じさせてしまったりする場合もあります。
実はこれは今でも悩みです。
気をつけてはいますが、
そう思わせてしまったら申し訳ありません。
たとえば、僕が「はし」って言ったら、
「箸」のことなのか「橋」のことなのか、聞き手には判断がつかない。
どっちも「はし」……ただただ抑揚なく、真顔で言ってるだけなんです。笑
これがね、まぁまぁの確率で会話の流れを止めるんです…。
現場監督時代に、
この間、「橋、造ってきたのよ」って言ったら、
友達が「えっ!僕も作りたい!マイ箸欲しい!」って本気で言ってて。
「……いや、道路の橋の方です」って説明し直す羽目に。
「そっちか!規模デカっー!」みたいな感じになったり。笑
でも、一番すごかったのが「柿」と「牡蠣」問題。
果物の“柿”を食べた話をしてたつもりなのに、
「え!?生で!?お腹大丈夫なん?」って心配されて、
一瞬何のことか分からなくなったんです。
僕:「いや、普通にそのまま食べたよ?」
相手:「え、殻つきのまま!?アゴ強すぎん!?」
……うん、それ“牡蠣”の方やん。
どっちも「かき」って言ってるだけなのに、
もう、会話が違う方向に進みすぎて、笑うしかなくて。
しかもそれが、お客様との時間にそうなると……
もう一気に恥ずかしくなってしまうんですよね。
言葉のすれ違いで、照れまでセットでついてきます。
でも、不思議と、そんなすれ違いがあったときは
距離がちょっと縮まったりする気もしています。
言葉がうまく伝わらない瞬間って、
ちょっと戸惑うけど、悪いことばかりじゃない気がしてます。
相手の反応に耳を傾けながら、
自分の伝え方も見直してみたり、
そのすれ違いごと楽しめたらいいな、って思うんです。
完璧じゃないからこそ、
ひとつひとつの会話にあたたかさが生まれる気がしてて、
これからもきっと、
“橋”と“箸”を間違えたり、“柿”と“牡蠣”で混乱したりするけど。笑
そんなズレすら笑い合えるような、
やわらかい空気の中で、人と繋がっていけたらいいなと思います。
あ、ちなみに昨日の晩ごはんは「牡蠣フライ」。
“木になってる方”じゃなくて、“海のミルク”のほうです。
……って、また伝わらなかったらごめんね。笑
飯塚ゆめと
飯塚 ゆめとの写メ日記
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方言で苦労したこと飯塚 ゆめと