オーガズムって身体の反応って思われがちなんですが、実は心理学的に見ると、「心がひらいてるかどうか」がすごく大事なんですよね。
たとえば、「気持ちよくなれない」と感じる時って、身体の問題よりも、安心感とか、信頼感が足りてないことが多いそうです。
つまり、気持ちよくなるには「触れられることへの安心」と「委ねることへの許し」、この両方が必要なんです。
これは「アタッチメント理論」という心理学の考え方にもつながっていて、
小さい頃に、安心できる人との関係がちゃんと築けてた人ほど、大人になっても人との距離をうまく取れて、心も身体も素直に反応しやすくなる傾向があります。
逆に、心を開くのが苦手だったり、つい一歩引いちゃうタイプの人は、どれだけ刺激を受けても「心が許してないから反応しない」ってこともあるんですよね。
心が開いてないと、身体も開けない。
あともうひとつ大切なのが「EQ(心の知能指数)」。
これは、感情を感じたり、コントロールしたり、相手の気持ちに気づける力のことなんですが、
このEQが高い人ほど、実は自分の身体の感覚にも敏感で、セックスでも満足しやすいって言われてるんです。
だから、「なんでこの人の一言にキュンとするの?」ってことも、
ただのセリフじゃなくて、その人の心の動きや空気感に、ちゃんと心が反応してるからなんですよね。
“いま、ここ”にいることが、気持ちよさに繋がる。
あとは「マインドフルネス」も、すごく大事です。
今この瞬間に意識を向けること。
頭の中がバタバタしてたり、不安がいっぱいだったりすると、いくら気持ちいいことされても、うまく感じられないことがあるんです。
逆に、「今ここに集中できてる」ってときは、ほんの少しのやさしい刺激でも、とても深く心と身体に響いてくる。
大切なのは、「ちゃんと信頼できる相手」との時間。
そのとき感じる快感って、ただの身体の反応じゃなくて、
「ここにいていいんだ」
「この人に認められてる」
そう思える深い安心感とつながってるんです。
それって、心理学的に言えば“自己肯定感”や“承認欲求”が、ちゃんと満たされた状態。
つまり、オーガズムって「心と心がふれあった証」なんですよね。
ただ身体に触れるだけじゃなくて、心をやさしく撫でるような関わり方ができたら、
きっと、その人は“ほんとうの意味で”気持ちよくなれるんだろうな。
と僕は思います。
最後に
3日間にわたって、
オーガズムというテーマを、少し真面目に語ってきました。
医学的には、オーガズムは“原理”でできている。
血流、神経、ホルモンといった、身体の正直な仕組み。
哲学的には、それがどんな“意味”や“意義”を持つのか、
人と人が重なることの価値を問いかけてくれる。
でも僕がいちばん大切にしたいのは、心理学的な視点です。
それは、答えを“知る”ことよりも、心の揺れを“感じる”ことに近い。
どれだけ理屈が通っていても、
どれだけカラダの準備ができていても、
心がそこにいなければ、触れたことにはならないから。
“感じる”って、すごく個人的で繊細なこと。
だからこそ僕は、「正しさ」よりも「その人にとっての真実」を大事にしたい。
誰かが「嬉しい」と思ったことを、そのまま受け止めたいし、
「寂しい」と言われたら、ちゃんと寄り添ってあげたい。
それが僕にとっての“真理”で、
この仕事をしている理由でもあるんです。
つまり
医学的視点は原理。
哲学的視点は意義。
そして心理学的視点は、“人と人をつなぐ真理”。
そこに耳をすませていられる人でいたいなと思っています。
3日間、読んでくださってありがとうございました。
これはあくまで僕が調べた上で僕の個人的な解釈とそのまとめです。
一概には言えない部分もあるかと思いますので気になることはご自身で調べてみてください。
でも、こんな話も、誰かのなにかのきっかけになってたら嬉しいです。
明日からは、もう少しふざけた日記も増やしますね笑
それもまた僕なので。笑
松井 蓮の写メ日記
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オーガズム(心理学的視点)-心の扉-松井 蓮