今回はオーガズムについて医学的視点と哲学的視点と心理学的視点で分けてお話ししたいと思います。
医学的視点→哲学的視点→心理学的視点という順番で投稿したいと思います。
心理学的視点を投稿し終えたあと皆さんはどの視点が1番納得がいくのか。コメントで教えてください。
また、オーガズムに達したことのない方はオーガズムとはどういう状態なのか想像してみてください。
エロの深みを文字で、文章で、医学で、思想で、心理で、いろんな観点で一緒に知っていきましょう。
それでは、ご覧ください。
オーガズムという現象を、医学的に語ると、脳と神経の複雑な連携によって起こる「生理学的ピーク反応」と表現されます。
けれど、そのメカニズムを知れば知るほど、「人の身体ってすごいな」と思わずにはいられません。
まず、性的刺激によって、脳の視床下部や扁桃体が活性化します。ここでドーパミンやオキシトシンといった神経伝達物質が放出され、快楽や愛着を司る領域がフル稼働します。
そしてクライマックスに至ると、脳内では前頭前野(判断や理性をつかさどる部分)の活動が一時的に低下し、同時に痛覚や不安を感じる領域の働きも抑えられます。
つまり、オーガズム中は「判断しない・怖くない・気持ちいい」が同時に起こっていて、それが“解放感”や“トリップ感”として現れるわけです。
しかも、脳下垂体からはプロラクチンが分泌され、満足感や眠気をもたらし、オキシトシンは人との結びつきの感覚を強めます。
さらに面白いのは、オーガズムは性器だけの反応ではなく、全身の筋肉、心拍、呼吸、体温がシンクロしながらピークを迎える点です。
身体はまるで一つのオーケストラのように、緊張と緩和を繰り返しながら、その瞬間に向かっていく。
要するに、医学的にはオーガズムとは、単なる「性感」ではなく、神経・ホルモン・筋肉・感情という、身体のすべてが一丸となって起こす、人間にしかない複合的な現象なんです。
松井 蓮の写メ日記
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オーガズム(医学的視点)-脳が導く絶頂のメカニズム-松井 蓮