朝起きて最初に言葉を交わす相手が、エアコンってどうなんでしょうか。
「ピッ」て音だけで、今日も自分の居場所を支配されてるような気がして、ちょっと複雑です。
こっちは寒かったり暑かったりして起きてるのに、あいつはどこか冷静で、感情一つ動かさず空気を操ってくる。
しかもたまに勝手に止まったり(自動運転だから)、「省エネです」みたいな顔して機嫌をうかがってくるのがまた腹立つんですよね。
僕が寒いって言ってるのに「設定は適温です」とでも言いたげに涼しい顔してるし…。
でも結局、なんだかんだ言いながら頼ってしまうんです。
この暑さの中であいつがいないと、生きてる実感より先に、倒れる実感がきてしまう気がして。
思えば、恋愛も似たようなところがあるのかもしれません。
自分の思い通りにいかなくて、振り回されて、たまに腹立つけど、いないと困る。
そう考えると、僕は毎日エアコンに片思いしてるのかもしれませんね。
いやほんと、たまには優しくしてくれ。
松井 蓮の写メ日記
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エアコンがなんか偉そう松井 蓮