自分を持つって大事だと思うんです。
自分なりの考えとか、美学とか、譲れないものがある人って、やっぱりかっこいいし、憧れる部分もある。
でもね、それが「プライド」って言葉で語られはじめると、ちょっとだけ空気が変わる気がして。
「負けたくない」「認めたくない」「謝れない」
そんなふうに、何かを守るために張るプライドって、ほんとは自分を窮屈にしてることが多い気がするんです。
本当に必要なのは、自分の正しさを証明することより、
誰かの声に耳を傾ける余裕だったり、間違いに気づいたときに素直になれる強さだったり。
それって、プライドじゃなくて“謙虚さ”なんじゃないかなって。
謙虚っていうと、ちょっと控えめで、遠慮がちな印象を持たれるかもしれないけど、
実はその中にすごく深い自信があると思うんです。
自分を過大評価も過小評価もしない。ちゃんと等身大で、でも誠実に立ってる人。
そんな人の言葉って、すごく響くし、安心できる。
プライドを捨てろ、とは思いません。
でも、もしそれが誰かを遠ざけたり、自分の成長を止めてるなら、
いっそ手放してみるのもアリだと思うんです。
人と向き合うとき、持っていたいのは“プライド”より“謙虚さ”。
自分らしさを守るのも、誰かといい関係を築くのも、
きっとそのほうがうまくいくから。
松井 蓮の写メ日記
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プライド松井 蓮