“性癖”って、少しドキッとする言葉ですよね。
どこか秘密めいていて、口にするには少し勇気がいる。
でも本来は、「その人の性格に由来する癖」や「ふと惹かれてしまう傾向」のことを指す言葉だったりします。
つまり、
“自分でもなぜか気になってしまうもの”や、
“何気ない仕草に心が動いてしまう瞬間”――
それも、立派な「性癖」と言えるのかもしれません。
僕自身、匂いや声、手の動きや距離感、
そういった細かなことに惹かれることがあります。
きっと誰かにとっては「そんなとこ?」と思われるような部分かもしれません。
でも、それが“その人らしさ”を感じる瞬間でもあるんです。
セラピストという仕事をしていると、
お客様ひとりひとりが持っている“好み”や“ツボ”に出会います。
それは、はっきり言えるものもあれば、
言葉にしづらくて、自分の中だけで抱えているものもあると思います。
無理に話してほしいなんて思いません。
でももし、伝えてみようかなと思ったときには、
安心して話してもらえたら嬉しいです。
どんな“好き”にも、その人だけのストーリーがあって、
僕はそれをちゃんと受けとめたい。
そう思って、今日もこの仕事に向き合っています。
松井 蓮の写メ日記
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あなたの「なんか、好き」を大事にしたい松井 蓮