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「文字は奇跡」
この言葉を聞いたとき、なんだか胸を打たれました。
漫画『チ。-地球の運動について-』に出てくるヨレンタのセリフ。
物語の中でその言葉が持つ意味はとても重くて、
でも、自分の日常にもすっと染み込んでくるような言葉でした。
考えてみたら、僕たちが何気なく打っているこの一文字一文字も、
遠く離れた誰かの心に届くかもしれないって、冷静に考えたらすごいことですよね。
言葉は、目には見えない感情や記憶を、
かたちある「文字」として残してくれる。
そしてその文字は、時代や場所を超えて、
誰かの心を動かす可能性を持ってる。
言い方ひとつで傷つけてしまうこともあるけれど、
たった一文で、誰かの人生を変えることだってある。
だから僕は、言葉や文字を“選ぶ”って行為には、
ある種の責任があると思ってます。
同時に、それを使える自由があるってことにも、感謝したい。
この仕事をしていると、言葉の重みを改めて感じる場面が多くて。
話す内容もそうだけど、どんなトーンで、どんな目線で、
どんなリズムでその言葉を届けるのか。
それだけで、伝わり方がまるで変わるんです。
だから僕は、うまく言えないことがあっても、
自分なりのペースで、丁寧に言葉を紡ぎたい。
文字のもつ奇跡を信じて、今日もまたひとつ、想いを残せたらいいなと思ってます。
松井 蓮の写メ日記
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文字と言葉松井 蓮