エロとは何か。それは単に性的なものを指す言葉ではなく、人の奥深くにある「欲望」「好奇心」「快楽」への探求心そのものかもしれない。
たとえば、肌と肌が触れ合う瞬間、そこにあるのは単なる生理的な刺激だけではない。安心感、興奮、恍惚、あるいは切なさ——言葉にできない感情が入り混じり、交わることで生まれる何か。それがエロの本質ではないだろうか。
エロは決して「汚いもの」でも「後ろめたいもの」でもない。本能的でありながら、人間だけが持つ「想像力」や「感情」によって形を変え、奥行きを持つ。目が合うだけで高まるものもあれば、言葉一つで心が震える瞬間もある。エロは、単なる行為ではなく、人と人との間に生まれる「見えない温度」そのものなのかもしれない。
そして、それに触れる仕事をしているからこそ思う。エロとは、ただ刺激を求めるものではなく、「心と体をどう扱うか」の表現であり、「その人が何を求め、何を感じるのか」を見つめる営みだ。
エロとは、奥深く、そして果てしない。
松井 蓮の写メ日記
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エロとは何か松井 蓮