突然ですが、
無性に短歌を詠みたくなることってありませんか?
僕はあります。
昨晩そんな気分になって、
ぼんやり考えていたらたくさん短歌が出来ました。
せっかく作ったから誰かに見てもらおうと思って、
この場を借りて披露しちゃいます。ご笑覧ください。
ではでは
ふゆきでした( ´◡‿ゝ◡`)
〜以下20作〜
納豆をかき混ぜる音がこんなに大きいなんて知らなかった
殺風景、そう呟いたあなたには私と違うものが見えるの?
「だってさぁ、わかんないんだもん」と泣く あの子を見てた母の眼差し
とっておきの本だけ違う本棚に飾るの 魔法がかかる気がして
くるりんぱ、笑わないでよ あなたには関係ないことなんだからさ
窓を開けたら冷たい風に驚く 季節の変わり目だったんだった
一生に一度は行ってみたい場所 あなたの胸の中とピラミッド
「とりあえずやってみようよ、そうしよう」の後に横たわる沈黙
わたしだけわたしを見たことがないだなんて 不公平にも程があるよな
好きな食べ物はカレーとラーメンと唐揚げだった 一昨年までは
いくつもの言葉や笑顔が交わされた跡だけ残る夜の公園
海に行く たくさん水が満ちている そんなことかと涙が出てくる
3 × 15 + 2 = 47 悲しいのに、はたらく頭
トイレットペーパーがまたなくなった 去年買った服は三回着た
しともとむ 形が少しだけ似てる みんな集まれ せーの、いもむし
観終わった映画の感想を言うのが苦しいことだと信じていた
一度聴くと耳から離れないのよね こっちのけんと はいよろこんで
幸せに匂いや形があったなら、きっと誰にも与えられない
傷つけようと思ったわけじゃないんでしょ そんなことはわかってるから
くたびれたシャツを捨てられずにいるのは まだ羽ばたけぬ小鳥のような
(※全てフィクションです)
中原 ふゆきの写メ日記
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短歌中原 ふゆき