つい最近、とある駅での出来事。
電車から降りてホームを歩いていたんです。
そしたら、目の前に長蛇の列が。
なんだなんだ?
超高級ティッシュでも無料配布してるのか?
と思ったら全然そんなことなくて、
上りのエスカレーターに並んでいるだけでした。
でもね、階段はガラガラなんです。
清掃のため通行止め、とかになっているわけでもなくて。
僕もそんなに急いでいるわけではなかった。
でも頭の中が「??????」になってしまいました。
たぶん列の最後尾からエスカレーターに辿り着くまで2分はかかりそう、という並び具合。
2分待ってまで、エスカレーターに乗りたいかな?
歩いて行けばすぐなのに(階段もそこまでの長さじゃなかった)。
純粋に疑問に思いました。
疲れていたり子連れだったり、
お腹が痛かったり脚が痛かったり、
事情があってエスカレーターを選ぶ人がいるのはわかる。
でもそうじゃない人たちは、
隣に広い階段が空いているのに、
どうしてみんな狭いエスカレーターに並ぶんだろう?
長蛇の列を横目にガラガラの階段を上って、
「こっちの方が人少なくて快適だし、早いですよ?」
と思うのを禁じ得なかったあのときの僕の気持ち、
名付けるならば「背徳感」、なのかなぁ。
道徳に背くと書いて背徳。
エスカレーターの列に綺麗に並ぶことが道徳?
たしかに列の途中で追い抜く人はいなかった。
でもなんだか、僕には窮屈に見えた。
道徳って、なんでしょう?
背徳感のことを考えながら
そんなことを考えていた
ふゆきでした( ´◡‿ゝ◡`)
中原 ふゆきの写メ日記
-
No.167 背徳感中原 ふゆき