“出会い”ってなんだろう?と、改めて考えてみる。
「相手の視界(世界)に入ること」だと、僕は思います。
学校の同級生、バイト仲間、会社の同僚…
わたしがあなたの視界に入ると、
あなたもわたしの視界に入る。
だいたい、二人は“同時に”出会います。
でもたとえば、
好きな音楽、好きな小説との出会いはあっても、
その歌手も、その作家もあなたのことは知らない。
あなたの世界に作品が入っても、
作り手の世界にあなたが入るわけじゃない。
こういう一方的な出会いもあります。
女風の場合どうでしょう?
だいたい僕らセラピストが、
先にお客さんの世界に入ることが多いと思います。
ホームページやSNSで知ってくれて、
写真や文章や動画を通じて出会ってくれる。
相互フォローだったりDMだったりで
セラピスト側が会う前にお客さんを認知することはあるけど、
顔も声も雰囲気もほとんどわからない状態で
「出会った」と言えるかどうかは怪しい。
だからこそ、はじめての待ち合わせの瞬間は特別です。
お客さんにとってもドキドキハラハラ。
想像通りなのか、期待の上を行くのか下を行くのか、
バーチャルな「出会い」をもう一度たしかめるような瞬間。
セラピストにとっても緊張する時間。
DMで送ってもらっていた言葉は、
この人から、こんな声で出てくるんだ!
そういう驚きと発見に満ちたスペシャルな瞬間です。
期待をしてしまうと上か下かという判断に繋がるので、
僕はお客さんにお会いするとき、期待はもちろんあまり想像もしないようにしています。
がっかりしたくないから、というより、「想像との差異」ではなく
ただ目の前のその人を、そのまま受け止めるため。
(セラピストはお金をいただいてサービスを提供する側なので、がっかりもなにもないんですけどね)
あ、でもお客さんは期待をしていいと思いますよ!
安くないお金を払うので、当然のことです。
期待を下回りたくないのはもちろんですが、
期待通りでもなく、期待を上回りたい。
そのためにはどうしたらいいか?
まだまだ、まだまだ道半ばです。
セラピスト人生もたった4ヶ月過ぎたばかり。
これから出会ってくれる方にも、
そして
これまで出会ってくれた方にも感謝を忘れず、
僕自身が誰かのよき出会いとなれるよう頑張ります。
ふゆきでした( ´◡‿ゝ◡`)
中原 ふゆきの写メ日記
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No.146 出会い中原 ふゆき