『三月のライオン』って漫画、知ってますか?
事故で幼くして家族を失った主人公・桐山零が、
父の知り合いの棋士の家に引き取られるも、
実子との関係に苦しめられて結局家を出て、
高校生とプロ棋士の二足わらじを履きながら一人暮らしをしている。
そんな折、隣町に住む川本家の長女と偶然出会い、
川本三姉妹&おじいちゃんと家族同様の関係を結んでいくという物語です。
この作品、まさに「居場所」の話だと思います。
居場所には、精神的な居場所と身体的な居場所の二種類あります。
精神的な居場所は、なにか役割をもって人に必要とされること。誰かに認められ、頼られること。
たとえば桐山にとっては将棋の世界が一つの居場所です。
将棋の才能がある限り、彼にはそこにいていい理由がある。
身体的な居場所は、誰も自分を攻撃して来なくて、
人と触れ合えたり言葉を交わせたり、温かいご飯を食べられたりする場所。
人間には、どちらも不可欠だと思います。
桐山はずっと、身体的な居場所がなくて、
自分の才能だけを頼りにすがるように将棋の世界を「居場所」にしていました。
でも、精神的な居場所があるだけじゃもたない。
そのタイミングで現れたのが川本家で、桐山に身体的な居場所を提供してくれました。
実際には、精神的な居場所と身体的な居場所が入り交じって、
僕らの人生の居心地を形作っています。
みなさん、自分の居場所はありますか?
ないから探している途中だ。
あったけどなくなってしまった。
人生は、時間は止まってくれないので、
居場所も移ろいます。
僕は今、アンモモという居場所があります。
なかったら見つければいい。
いくらでも増やせばいい。
僕もみなさんの居場所になりたいです。
なれなくても、居場所を見つける手助けをしたい。
居心地のいい人になりたい
ふゆきでした( ´◡‿ゝ◡`)
中原 ふゆきの写メ日記
-
No.138 居場所中原 ふゆき