最近、ちょうど
こんなのあったらいいなって妄想していたものがあるんです。
というわけで今日は珍しくふゆきの妄想お届け回。
ただ、妄想レベルが高すぎてがんばって書かないと伝わらないぞこれは…ということでがんばります(気合)
僕があったらいいなと思ったもの、
その名も「エスカレーターラブホテル」です。
は?ってなりますよね、存在しないんだから。
僕ね、ベッドで横になるのも座りながらもいいけど、立ったままいちゃいちゃするのが好きで、
その最適解がエスカレーターなんじゃないかって気づいたんです。
上りのエスカレーターを想像してもらって、
たとえばあなたが先に乗って僕が後に乗るとしますね。
一段違いで乗って向き合って、ぴったり体をくっつけます。
そうすると、だいたい僕の方が背が高いので、エスカレーターの段差を利用して顔の位置が近くなるんです。
いつもは見下げている女性の顔が、同じ高さにあるっていうのがドキドキします。
背伸びしなくてもキスができるので女性にとっても楽ですよね。
反対に僕が先に、あなたが後に乗った場合…
女性の顔や胸のあたりが自分の腰の近くに来るので、これもドキドキです。
こんな具合に、身長差が10〜20cmくらいある男女だと、
エスカレーターの段差を利用していろんなシチュエーションを楽しめるんです!!
しかもエスカレーターってそもそも「移動してる」ので、
ベンチみたいに通りすがりの人にじろじろ見られる心配もない……
すごく公共性の高いオープンな場に見えて、
実は二人だけの空間を作りやすい構造だなぁ(大発見!笑)ってちょうど最近思ってたんです。
ただ、一つ問題があって。
エスカレーターってすぐ到着しちゃう!!
大江戸線のホーム行きエスカレーターでもない限り、
だいたい1分も絶たずに降りないといけません。
そこで!!!画期的!!!
エスカレーターラブホテル!!!!
馴染みがないと思うので、館内のご利用案内をしましょう。
まず、地上階にある入口のドアを開けると無人券売機があって、1人1000円で入場切符が買えます。
その切符を改札に通して少し進むと、ロープウェイと見紛うほどのながいながーい上りエスカレーターが目に入ります。
そして構造もロープウェイと同じで、「スタート」と「ゴール」があるのではなく、
細長〜いOの字型のエスカレーターがぐるぐる廻り続けるイメージです。
ちなみにエスカレーターに手摺りはありません。
動く階段部分と、ところどころ鏡面になっている壁面が接する形になっているので、
転倒したりして巻き込まれないように細心の注意が必要になります。
さて、準備ができたらベルトコンベアーに荷物を置くときのように慎重に、なめらかに、二人でエスカレーターに乗り込みます。
エスカレーターは一本道なので、他の客とすれ違う心配もないのがいいところ。
そのまま5分ほど乗り続けていると、エスカレーターは一瞬水平になり、
やがてUターンして今度は下りエスカレーターに切り換わります。
エスカレーターに乗っているだけだったら、入場料は1000円だけです。
1周およそ15分。何時間乗っていても大丈夫で、好きなときに、乗ったところと同じ場所で降りて建物を出ることができます。
(スタート地点からしか出られないので気をつけましょう)
長いエスカレーターに乗っている途中、よく見ると左右にぽつぽつと緑と赤のランプがあるのがわかります。
そこには「空室」「満室」の文字が。
そう、ここはラブホテル。
エスカレーターに接する壁は十数メートル間隔で途切れ、壁と壁のあいだの隙間からそのまま廊下に続くようになっています。
いい雰囲気になったカップルは段差に注意してエスカレーターを降り、廊下に進みます。
廊下の先にはダブルベッドの置かれた部屋。スペースが限られているので各廊下に一室ずつだけです。
「空室」表記であれば、その場で時間に応じて利用料を払って入室することができます。
(清掃員以外は完全無人運営になっており、入室時の支払いはコード決済しか使えません。先進的ですね)
そして時間が来たらオートロックのドアを開け、部屋を後にします。
廊下を戻り、再びエスカレーターへ。
このとき、後ろからやって来る他のお客さんにぶつからないよう上手くエスカレーターに乗り込むのがポイント。
廊下にとどまって、まるで大縄跳びに飛び込むのを尻込みする子どものように
どんどん流れて来る他のお客さんがいちゃついている様子を眺める、という行為はマナー違反となり推奨されません。
すみやかにエスカレーターに移動しましょう。
と、いうわけで、
ご利用案内を終了します。
エスカレーターラブホテル、
気になった方はぜひ足を運んでみてくださいね(ど、どこに!?)
以上、ふゆきの「こんな物あったらいいな」でした( ´◡‿ゝ◡`)
中原 ふゆきの写メ日記
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No.86 こんな物あったらいいな中原 ふゆき