今日は僕が女風セラピストとして活動する上で、していく上で、
いちばん大切にしていることについてお話しします。
それは一言、
「いなくならない」こと。
先日、遠方からわざわざ僕に会いに来てくださったお客さんがいました。
「早くしないと辞めちゃうんじゃないかと思って焦ってた」
そんな気持ちを率直に伝えてくださいました。
そうか、いくら僕が「辞めないぞ」と思ってても、
周りから見たらそんな覚悟はわからないし、
すぐに辞めるような無責任なやつだ!
って思われてるわけじゃないとわかってても、
兼業だし何かの拍子にスルッといなくなっちゃいそう、
そう思われてるとしてもしかたないよなぁ、と思いました。
(「ふゆきくんすぐ辞めるんかなぁ思ってたわ。でも辞めそうな子が意外と辞めへんのよね」って言ってたのは潤さん笑)
入れ替わりの激しい世界。
ユーザーさんの数だけ女風を使う理由があるように、
セラピストの数だけ事情があります。
なかには、
急な事情で辞めざるを得なくなったりして、
ユーザーさんの前から瞬く間に姿を消すセラピストさんがいることも理解できます。
でも、それって悲しい。
読んでくれてる人いるかわからないけど、僕のプロフィールにこう書いています。
「一人でふらっと入れて、いつでも心の片隅にあって、また来たいと思える喫茶店みたいな存在になれたら嬉しい。」
お店とかカフェとかって、決まった曜日に必ず開いてる安心感、っていうのが大事だと思うんです。
家の近くに曜日は少ないけど営業日はどれだけお客さん入ってなくても開けてくれてるカフェがあって、
僕はそこの珈琲とカレーが大好きで、ふと無性に食べたくなったときに行っています。
でも、数年前、家からけっこう遠くにあって、
わざわざそこに行くためだけに30分電車に乗ってた大好きな喫茶店が、
少し間を空けてまた行ったら更地になっていた、ということがあって、
あの喪失感といったら、とにかく「悲しい」を連呼するほかありません。
せめて、閉店の少し前に貼り紙を出してくれていたらいい。
SNSで閉店の告知を前もってしてくれていたらいい。
いつ誰の目に留まるかわからないとしても。
僕も、数カ月後、はないともちろん信じているけど、
数年後(え、10年後…?)いつかセラピストを辞める時が来るはずです。
その時が来たとしても、できるだけ悲しい思いをする人がいないようにしたい。
その時が来るまでは、「いなくならないよ」、「ずっとここにいるよ」
という安心感を伝え続けていきたい。
そのためにやっていることの一つがこの写メ日記です。
毎日「ここにいるよ」と言い続けます。
性病検査もしっかりやって、
スケジュールもちゃんと更新して、
見た人が不安にならないようにしたい。
(スケジュール更新、お客さんを待つお店だったら当たり前のことですもんね)
それともう一つ、
「いなくならない」ために重要なことがあります。
それは「違反をしない」こと。
いくら僕に続ける意志があったって、
お店を裏切るようなことがあれば一発退店です。
そういう最悪な形でお店だけじゃなく、
お客さんも裏切るようなことは絶対にしたくない。
当たり前のことを当たり前に。
難しいことを難しいと思わず。
「いなくならない」
たったこれだけのメッセージも
それができないと伝わらない。
ここにいるよ。
ふゆきでした( ´◡‿ゝ◡`)
中原 ふゆきの写メ日記
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いなくならない中原 ふゆき