僕が未来に残したいもの、
それは…
ざっくり、「対面のお仕事」です。
コロナが世界を大きく変え、
サービスを受ける側としても反対に提供する側としても、
人と直に顔を合わせる機会は少なくなっていきました。
受ける側としては、たとえばカフェやレストラン。
注文はどんどん簡易的になり、
紙のメニューさえなくなってQRコードを読み取って、
頼んだ料理を運んでくるのは猫型ロボット。
人と会話をしなくていいのはたしかに楽です。
でも、コスパを追い求めた先にあるのは別の貧しさ。
頑なであることがいいわけでも、
保守的であることが正しいわけでもないけど、
どうかロイヤルホストにはこのまま、
紙のメニューと対面の注文形式を残してほしい。
サービスを提供する側としては、
僕が兼業でやっている仕事は、
もともと人と一対一で向き合うことの多かった仕事です。
でもコロナの影響で、どんどんオンラインに移行していきました。
最初は抵抗や不信感があったものの、
慣れればメリットも大きいことに気づき、
今ではほとんどオンラインがメインになっています。
自分で選んだことでもあるけど、
たまに訪れる寂しさと目が合います。
だから僕は、女風のお仕事が大好きです。
他店さんには通話コースがあったり、
もしかしたらzoomビデオ通話コースみたいなものがいつか流行るのかもしれないけど、
大大大前提として体が二つあってはじめて成り立つお仕事。
あなたの体と僕の体。
それが同じ空間にあって、
近づき、触れ合い、重なる。
すごく尊いことだ、と僕には思えます。
だから僕はこのお仕事を未来に残したいし、
現在まで残してくれた先輩たちに感謝しています。
僕はまだ生まれたてのセラピスト。
何年も続けてきて、コロナを経験してきた先輩たちは、
どうやってその冷たい時代を乗り越えたんだろう?
そしてもちろん、
セラピストだけたくさんいても成り立たない業界。
女風のお仕事が続いているのはむしろ
ユーザーさんたちがいるおかげでもあります。
この世界にはどんな歴史があるんだろう。
いつか誰かに聞いてみたいなぁ。
ふゆきでした( ´◡‿ゝ◡`)
中原 ふゆきの写メ日記
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No.80 未来に残したいもの中原 ふゆき