便利な物、、、
ばかり溢れた世の中ですよね。
やっぱりスマホは、
スティーブ・ジョブズは世界を変えたんだと思います。
(まぁ僕は今も昔もXperiaですけど(. ❛ ᴗ ❛.))
世の中がスマホに、
スマホを持った人に最適化され、
果てはレストランの注文さえも、
ウェイターさんが来るのを待つことなく、
テーブルのQRコードから出来るようになった。
便利なのはありがたいですよね。
と思いつつ、便利な物に侵食され過ぎるのもいやなので、
僕は積極的に不便な物も使うようにしています。
たとえばコード決済。
使わないことはないけど、今でも僕は現金を使うことの方が多いです。
なぜかというと、お財布が好きだから。
大学を卒業するときにオーダーメイドで作ってもらった財布を少しでも多く眺めるために、
せっせと小銭を出しては10円玉を落としたり(笑)しています。
「物を大事にする」というのは時として、
こんな風に不便な物も大事にすることなのかなと思ったり。
それから、自宅で珈琲を淹れるとき。
豆を自分で挽くのですが、電動ミルも手動ミルも両方持っていて使い分けています。
忙しい!時間がない!というときはやっぱり、電動が便利です。
けっこうな量の豆を10秒くらいで粉々にできるので、時短時短。
でも、たとえば何もない休みの日とか、
なぜか早く起きてしまった朝とかには、
手動のミルを使って豆を挽きます。
一人分の粉を用意するにも5分?くらいかかってしまうので、圧倒的に効率は悪いです。
なのになんでそんなことをするのか。
それはやっぱり手動のミルで豆を挽く時間が、
「珈琲を味わう」体験に含まれているからだと思います。
不便な物を大事にすると、
こういう風に時間も大事にすることができます。
ところで、
僕たちに身近なもので、
いちばん不便なものって何でしょう?
僕は、
それは僕たちの体だと思ってます。
お腹が空いたり病気になったり、
全然眠れなくて動けなくなったり、
どうしようもない性欲に振り回されたり。
ほんと、面倒で不便ですよね。
でも、そんな不便な体も、
時間をかけて労ってあげることができます。
愛情があればそれができるし、
労ってあげることそのものが愛情にもなります。
僕たちセラピストは、
そんな不便な体をまるごと預けていただくお仕事。
僕はつくづく、不便なものが好きなんだなと思います。
ふゆきでした( ´◡‿ゝ◡`)
中原 ふゆきの写メ日記
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No.61 便利な物中原 ふゆき