人と向き合うとき、言葉だけでは相手の本心をつかみきれない場面もあります。
表面上の言葉より、その背後にある微妙な空気や表情の変化、身体の動きとか言葉以外のサインに注目すると、より深いコミュニケーションができると思います。
ノンバーバル、非言語での“会話”は、言葉じゃ表現できない心の奥の感情を自然に伝え合うための大切な手段です。
相手が言葉を選ぶ余裕がないときとか、感情が揺れているときには、言葉よりも相手の仕草や雰囲気が如実に心の内を語っていることがあります。
視線がふとそらされたり、呼吸がわずかに乱れたり、指先が緊張しているなどの小さな動き。
その瞬間ごとの変化が、心の動きや気持ちを表していると思います。
こういうノンバーバルなサインに気づいてそれを尊重することが、真に相手の気持ちに寄り添うために重要なんじゃないかなって感じます。
あとは、触れ合いもノンバーバルな“会話”の一つで、言葉以上に多くを伝える力を持っているんじゃないかって思うことがあります。
相手の手をそっと取ったとき、その手から伝わる温かさや少しの力加減は、相手が抱えている気持ちに応えるもののように感じます。
お互いの肌が触れ合うことで、自分の気持ちが伝わって、相手の心にも安堵が広がる。
この感覚は言葉で表現しきれない深い部分に触れているような感じがします。
ノンバーバルな“会話”は、静かで繊細だからこそ、心の深いところまで響く気がします。
人は時として言葉以上に、その場の空気や触れ合いから温もりや安心を感じることができます。
言葉だけじゃ届かない部分を、表情や触れ合いで感じ取ること。
それって、表面的なやり取りを超えて相手の心に寄り添うための最も純粋な方法で、真のつながりを育む鍵なんじゃないかなって感じてます。
的場 遼介の写メ日記
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No.148 言葉を使わない"会話"的場 遼介