よく「出会いがあれば別れもある」なんて言いますが、僕もこれまでにたくさんの別れを経験してきました。
恋愛における別れもあれば、進学や転職、引っ越しなど、ライフステージの変化に伴って人と人との関係が変化することもあります。
特に親しい人と過ごした時間が長ければ長いほど、その別れは心に残りますよね。
そして、その喪失感は簡単に埋まるものじゃないです。
どれだけ冷静に考えようとしても、やっぱり心にぽっかりと空いた寂しさが残ってしまいます。
実際、別れるに至るまでには多くの葛藤が伴いますよね。
たとえば、将来のために自分が成長するための選択だと頭では理解していても、感情がすぐには割り切れなかったり。
別れを選択することで、新しい可能性が広がると分かっていても、それまでに築いてきた関係や時間を手放すことはすごく辛いことです。
でも、振り返ってみるとそうした別れがあったからこそ自分は変わることができたと感じる瞬間も少なくありません。
失敗を恐れずに進む中で出会った別れが、のちに自分を成長させてくれることに気づいたりすることもあります。
むしろ、一度もつまずくことなく成功だけを追い求めていたら、本当の意味で自分の力にはならない気がします。
失敗や挫折があるからこそ、自分を見つめ直して次に進むべき道を決められるんじゃないかなって。
そう考えると、別れや失敗も単なる終わりではなく、新たな一歩のために用意されたものなのかもしれません。
どんな経験も無駄じゃなくて、その一つひとつが自分という人間を築き上げていくんだと思います。
そう思えば別れに込められた意味や価値を感じて、少しずつ前を向く勇気が湧いてくるように思います。
的場 遼介の写メ日記
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No.147 別れ的場 遼介