上司に怒鳴られたとき。知り合いに嫌味を言われたとき。男性から酷いことを言われたとき。もう自分一人ではいっぱいいっぱいになってしまって心が疲れ切ってしまったとき。
どんなに辛くても悲しくても、感情を抑制しなければいけない状況を、きっと皆さん経験されたことがあるかと思います。もしかしたら、今そういう状況かもしれません。
上司に怒鳴られても、黙って飲み込まないといけない。嫌味を言われても笑ってごまかさないといけない。男性から酷いことを言われても状況的に言い返すことなんて難しい。
こういう辛い瞬間って、本当にどうしようもなく訪れてきます。
そして僕たちは感情を抑制するしかなくなるんです。
少し強い表現かもしれませんが、ある意味で、感情を押し殺さないと生きていけないときがあると思うんです。
僕も前職では、かなり感情を抑制していました。
上司から詰められたり、怒鳴られたり、理不尽に嘲られたり。辛かったけどどうすることもできませんでした。
僕は黙って受け入れたり、無理しておどけてみせたりすることしかできなくて、感情を押し殺して仕事してました。激情することもなく、笑うこともなく。
でも感情を出せないと普通にストレスも溜まりますし、日に日に幸福度が下がっていくかのような不安に駆られます。
これはあくまで感覚的な話ですが、きっと人間は感情の生き物だから、快・不快を発散させないと不思議と自分が弱っていくような感覚に陥るのかもしれません。
けれど、感情を出すことって、ほんっっっっとうに難しいことだと思うんです。
だって、感情を出すためには「圧倒的な安心感」が必要になってくるから。
この人の前なら泣いても大丈夫かもしれない。この人に対しては本気で怒れる、本音を言い合える気がする。この人の前なら、何も考えずにバカができる、口を大きく開けて笑える気がする。
そういう安心感がないと、どんな感情だって出せませんよね。
誰だって、見捨てられたら嫌だ。幻滅されたら嫌だ。コミュニティから見放されるのが怖い。という潜在的な恐怖心を持っているからかもしれません。
だからこそ、感情を出せたときは、少し自分の幸福度が上がった気がして嬉しくなります。
感情を発露させることは、本当に難しいからこそ、感情を出せる相手として頼ってもらえるのは嬉しいです。
感情を出して、体感幸福度を上げる!
まずは些細なところから始めたいですね
久しぶりに映画をゆっくり見て泣くとか、自然豊かなところへ出かけて感動するとか、気心知れた友人と遊びに行くとか。
これを読んでいるあなたの体感幸福度が上がりますように。
山田 えいとの写メ日記
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No.34 感情山田 えいと