調味料を切らす度に、詰め替え用のシャンプーを買う度に、排水溝用のネットを取り替える度に、僕は生活を実感する。
今日から明日へ、そしてこの先もずっと、生活が続いていくという実感。
大学4年のときに実家を出て、一人暮らしを始めたけれど、未だに自分が「一人で生活している」ということを感じることがある。
別にだからといってどうということではないけれど。
ときには、ちゃんと生活できてる俺偉い!!って自分で自分を褒めることもあるし、逆にこんな生活が果てしなく続くことに退屈を感じることもある。もちろん、生活の中にささやかな幸せを見い出すことだってある。
美味しい味噌汁を作れたときだったり、部屋を大掃除したときの気持ちよさだったり、本棚を整理したときだったり。
お仕事がもっともっと忙しくなれば、いちいち生活をしている実感なんて湧かなくなるのかな。それとも、時間が経って生活に慣れたら、自分が生活していることを忘れたりもするのかな。
とにかく今は、必死で一人で生活している自分を褒めてあげたい。生活できているだけですごい!!偉いです。
山田 えいとの写メ日記
-
「生活している」という実感山田 えいと