中学生の頃、僕は猫背だった。圧倒的に猫背だった。猫背すぎて、歩き方が変になってしまっていた。猫背すぎてもはや猫だった。危うく一人称が「吾輩」になるところだった、、、
って、ふざけてる場合じゃない!
高校生になってから、本格的に猫背を治そう!と決心した。理由は猫背は心臓に負担がかかり、早死にすると知ったからだ。「あなたの死因は猫背です」なんてダサすぎる!ダサい死因ランキングトップ5にランクインするレベルだ。
僕は決心した。
それから雨の日も雪の日も、僕は姿勢を正して歩くことを意識した。サイゼリヤでご飯を食べながらも姿勢を正した。胸を張って顎を引き、上品に食事する僕の姿は、まさに高級イタリアン料理店のそれを彷彿とさせた。
姿勢は一日中意識していた。朝、歯磨きをしているときも、昼、勉強をしているときも、そして夜、せっせとオナニーをしてるときも、きっと僕の背筋はピンと張られていたはずだ。
ああ、健気だね。山田少年の健気な努力に涙を禁じ得ない。ああ、禁じ得ない!!!
そしてやっと、、高校卒業時。
僕の猫背は、、、、、、、、、いくらかマシになった。
・・・・・・うむ。いくらかマシになった程度だった、、、
やれやれ。切ないね。
切ない。猫背というものは簡単には治らないのだ。
追伸
今はほぼ治ってます!違和感ないレベルで背筋はしゃんとしています!よかった!
山田 えいとの写メ日記
-
死ぬ気で猫背を直した青春山田 えいと