大学1年生から3年生の途中まで、ずっと個別指導の塾講師のアルバイトをしていました。
高校生に対しては、英語と日本史を。中学生には、国語と英語と社会を教えていました。
1番印象に残っているのは、僕が日本史を教えていた高校3年生の圧倒的ギャルです。
彼女は、偏差値が低めの高校に通っていたのですが、「キャリアウーマンになりたい!」という夢があり、周りの友達に流されずに勉強を頑張っていました。見た目の派手さとは裏腹に真面目な生徒さんでした。
ある日、「ウチ、受験ガチりたいから彼氏と別れるわ〜」と言っていて、本当か?と怪しんでいたのですが、次の週には、「別れたわ〜、彼氏に泣かれてマヂだるい」と飄々としていました。
僕の生徒の中で、一番素直で真面目な生徒だったので、僕もなるべく分かりやすく楽しく教えようと頑張りました。
授業方針としては、「シャドーティーチング」に重きを置いていました。勉強したことを、今度は自分が先生になって誰かに教えとくように説明する訓練です。自分の頭で理解できない状態で無理に暗記してもちゃんと覚えられないタイプだったので、理解したことを説明させて落とし込ませることが目的でした。
彼女に1年間日本史を教えたのですが、最終的に彼女は青学に受かりました。すごいですよね。シンプルに嬉しかったです。
あんなに受験頑張ったんだから、きっと今頃はもっと素敵な彼氏がいるはずです!
山田 えいとの写メ日記
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【学生時代のバイト談】塾講師編山田 えいと