大学生の頃、3ヶ月間だけ短期でクロネコヤマトの引っ越し作業員としてアルバイトをしていました。
3月から5月にやっていて、かなり忙しかった記憶があります。
まず、勤務時間の大部分は、基本的に強面トラックお兄さんの助手席で揺られています。
強面お兄さんたちには色んな人がいます。
やけに背の高いお兄さん、肩で風を切りながら歩くお兄さん、街の美味しいランチ情報を知り尽くしているお兄さん。みんな楽しいお兄さんです。
強面お兄さんたちは基本的にお喋りなので、僕は「後輩感」を前面に出してお兄さんたちのお話を聞きます。後輩感を出していれば、みんな可愛がってくれます。ジュースとかお弁当を奢ってくれます、、、ありがたいです。
もちろん、左折の巻き込み確認は忘れちゃいけません。どんなにお兄さんの話が佳境に差し掛かっても、左折する時は左を見て「オーライ」と言わなければいけません。それを忘れちゃあ、おしまいよ
そして目的地に着くと、強面お兄さんの指示に従ってダンボールを運びます。
「これを部屋に持ってって!」
「アイヤイサー!」
「これトラック積んどいて!」
「アイヤイサー!!」
「あ!これもよろしく!」
「アイヤイサー!!!」
と、こんな感じです。
たまにお兄さんが忙しそうにしている時に、
「先に養生しておきますね!」などと主体的に動くと、「分かってるじゃねぇか…」みたいな反応をもらえます。僕は「うっす…」と返すだけです。
引っ越しのアルバイトは、意外と居心地の良い職場でした。
山田 えいとの写メ日記
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【学生時代のバイト談】引っ越し作業員編山田 えいと