こんにちは、山田えいとです!
高校生の頃、「推しの先生」っていませんでしたか?
僕は予備校に大好きな古文の先生がいました。その先生のことをずっと推していたので、今日はその話をします!
僕は高校3年生の春から、予備校で古文の授業を取らせてもらっていました。
初めは、どんなおじいちゃん先生なのかと不安に思っていましたが、その先生が教室に入ってきた瞬間、それが杞憂であったことを確信しました。
カラフルなシャツに袖のないダウンジャケット、黒縁メガネ。謎のファッションに身を包んだちょいイケメン?くらいの30代男性。
開口一発目から、「ちょっ、みんな聞いて。僕の世界で一番嫌いなもの、言っていい??言っちゃうよ??……中央線!中央線だよ!どうしてそんなに遅延するかな?高尾の方で鹿を轢きすぎてるんかな?、、、ったく、この高貴な身分の僕が電車になんか乗るんじゃなかったよ!あ、そうそう言い忘れてたんだけど、僕の祖先は貴族なんだけどね、、、」
とか喋り始めたんです。もう内容はめちゃくちゃなんだけど、話が面白くてとても楽しいんです。話し方が上手いのかな。ずっと漫談を聞いてる感覚です。
またこの先生は教養が半端なくて、小話のひとつひとつが面白かったんです。
例えば、「痔」という漢字の成り立ちについて。昔、お寺には和尚さんたち、つまり男しかいなくて、女性が居なかった。だから性欲を持て余した和尚さんたちは、男同士でシてしまった。するとお尻に痔ができるようになった。だから、「寺」に「やまいだれ」で「痔」なのさ。
という嘘が本当かよくわからない話をしてくれたりもしました。この先生は下ネタをとても爽やかに話す天才でした。
セフレが他の男とヤッたみたいだから病院に連行して性病検査を一緒にやった話とか、生徒たちに向かって君らよりも俺の方が絶対にセックス上手いからな、とよくわからないマウントを取ったり、授業中にプロテインを飲んだり、真顔で踊りながら板書書いて、踊り終わると無言で黙りこくったり。とにかく破天荒でした。
でも授業はとてつもなく分かりやすい!!!最高に分かりやすかったです。
ちなみに、僕はその先生のおかげで、センター試験本番で古文は50点満点中、なんと満点を取りました。
センター試験後、その先生とかたい握手を交わしたのは僕にとって最高の思い出です。
今、その先生は、別の事業で稼いだ金で、カナダに移住したらしいです、、、笑
山田 えいとの写メ日記
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No.161 推し山田 えいと