こんばんは!蓮です!
夜も更けてきましたので、SMのSの語源であるマルキ・ド・サドについてお話したいと思います
サドはフランスの作家であり、貴族でした
そんな彼の描く世界は、犯罪や猟奇に満ち溢れた作品です
殺人に関しても、殺すことが楽しみではなくどう殺すかが作品の登場人物にとっての楽しみなのです
彼の場合、作品に描いていた実際に人体実験なども行っていたためバスティーユの牢獄に収監されていたようです
さて、学生時代そんなサドの作品に触れた僕がおすすめしたいのが「ソドム百二十日」という作品です
簡単にこの作品を説明すると、貴族の男性何人かが色んなところから男女関係なく誘拐し、自分たちだけの酒池肉林を開こうという話です
同じ誘拐された奴隷たちの中でも、優劣がありました
まずは男尊女卑によって分けられます!男性の中の優劣は男性器の大きさによってまた分けられらのです
そして、フランスの文学の性描写には男女問わず必ずお尻で遊ぶことも定番となっています
ちなみに、澁澤龍彦はお尻を菊門と訳しているのが何となくエロく感じました
サドの作品の中では比較的入りやすい作品ではないかと思います
この作品で気を付けて欲しいのは、サドを日本に紹介した澁澤龍彦の訳では未完の作品として終わっているということです
これには理由があり、彼がバスティーユに投獄されていた頃にフランス革命が起こりそのいざこざで原稿を紛失したとの事です
僕は澁澤龍彦の訳で読みたかったので、敢えて未完の方を選びました
誘拐、殺人、強姦などなど胸糞描写もありますので読まれる際はご注意ください
ただ、個人的にはこれから非日常な宴が始まるかもしれない!というわくわく感や当時の歴史的背景、フランス人の性に関する考え方などがわかり面白く読めました
※一番有名な「悪徳の栄え」という作品は、途中で僕も読むのを諦めてしまうほど胸糞描写が多かったのでご注意ください
蓮の写メ日記
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Sが何故サディズムといわれているのか蓮