“男性型セックスドール”の実態!ラブグッズの最先端はここまでキター!

“男性型セックスドール”の実態!ラブグッズの最先端はここまでキター!

コロナ感染拡大がラブグッズの売上にまで影響を与えているのをご存じでしょうか? 米・CNNによる3月14日のニュースでは「ドイツの性玩具メーカーのウーマナイザー社は“今年1、2月の販売数が予想を50%上回り、香港や米国、カナダ、日本での需要が高まった」と報じ、4月14日のロサンゼルスタイムズでも「コロナウィルスの外出禁止で性玩具の売上げが倍増し、性玩具への恥辱度は下がっている」と報じています。

そんななかKaikan Newsは、デジタルメディア「VICE」が報じた“男性型セックスドール”なるものを発見! 男性型セックスドール、これぞ女性向けラブグッズの最終兵器ではありませんか! これにより女性の性欲への恥辱度がさらに下がるのではないかと期待しています!

NY在住のジャーナリスト、U氏にこの“男性型セックスドール”の実態を伺いました。

「男性型ドールはLAにあるシンセティックス社がセックスやスキンシップによる癒しを目的に2010年より製造販売しています。価格は“ベーシック・男性ドール”が6,750ドル(1ドル107.58 円で計算(4/18現在レート)約726.13 円)からあり、好きな体や肌色の指定、そして目や乳首の形状や日焼けライン、タトゥー、体毛などなど様々なカスタムが可能だそうです」

こちらの写真は、シンセティックス社のホームページで紹介されている「Akira」なるドール。パンティ、派手やん。

シンセティックス社は工場や製造業者ではなく、あくまでもオーダメイドの人形職人スタジオなのだとか。2010年創業のキッカケは、ケーブルテレビ「E!」の番組「Married to Rock」で出演者のJosie Stevensがロックスターの夫に、コンサートなどで出張中にも一緒にいられる特別なギフトをあげたいと、自分の等身大人形を発注したこと。このJosie Stevens人形で火がつき創業したという…。

 こちらはシンセティックス社のTwitter。耳がとんがったタイプの男性ドールなど色々見られます。

このセックスドール、一体どんな方からの需要があるのでしょうか? 

「元々はゲイ市場からの需要が多かったそうですが、その後、女性客からも注目され、2015年頃から女性が上に乗せて正常位のような体勢を取りやすくしたり、掃除しやすいように小柄タイプを作り始めたそうです」

このセックスドール、一体どんなことができるのでしょうか。 

「男性器は好きな角度に稼働できるので、ドールの上に乗って騎乗位のような体位を取るのが一番スムーズのようですが、体全体を好きなポーズに動かせるので、正常位のような体勢も可能です。ある程度の体位は楽しめ、添い寝などのスキンシップも楽しめるようです」

VICEの女性記者が、シンセティックス社とのドールと致している様子も動画で見られます。女性記者、ご満足のご様子でした。

シンセティックス社の経営者のひとり、ブロンウェン・ケラー氏は2017年時のインタビューで販売状況についてこう語っています。

 「2010年に創業し、5年目で出荷数は188体を達成しました。主に売れているのは、テキサス州、ミネソタ州、ミシガン州などで、淫らな行為に厳しい共和党の州です(笑)。販売し始めて判明したことは、女性も男性の人形を渇望しているということ。今は男女向けの人形もどちらも同じくらい売れていて在庫待ち状態です」

また、男性型セックスドールの波は、今回のシンセティックス社以外にも確実にキテるようです。

前出のNY在住のジャーナリスト、U氏によると
「別会社ですが、AIを搭載したセックスドールの開発を手掛ける企業も話題になっています。セックス人形会社のRealbotixは「バイオニックペニス」を備えた新しい男性ロボットを販売しています。ロボットはHarmonyと呼ばれる人工知能を搭載し、性格をカスタマイズでき、すべてのモデルが顧客に応じて異なる言動をするのだそうです。人形には“バイブよりも良い”と感じるであろうバイオニック陰茎が装着されているとか」

 バイオニック陰茎、Oh, my God! では最後に、我らがエムズ広報の八十島さんにも、男性型セックスドールの日本での販売の可能性について聞いてみました。

「男性型セックスドール、エムズでは売ってませんが、ゲイ向けのイメージが強いですね。なので、女性が買うイメージはなかったし現時点では正直のところ全く浸透していません(笑)。でも女性向け風俗が流行ったように、5年後はどうなるか分からないですよね?世界で売れているのであれば、日本で販売の可能性は大いにあると思います!」

うわー、日本のラブグッズ界の未来は明るーい! AI彼氏と口喧嘩してプチ絶交とか、他人のAI夫と不倫とか、そんな世界がやってくることもあるのか! 妄想は膨らみます!

この記事を書いたライター

momo1977

河合桃子

フリーライター歴20年、主に男性週刊誌を主戦場に“女性の性”を追いかけてきました。とはいえフリーなのでファッションやグルメ、広く関わりつつすぐやる課をモットーにしております。働くシングルマザー“マン”として同じシングル女性も元気にしたーい*\(^-^)/* 今まさにキテる女性向けを盛り上げたいです

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