ひとりのセラピに命を救われて女風店を立ち上げた「Baby's breath」オーナー・Rさん

ひとりのセラピに命を救われて女風店を立ち上げた「Baby's breath」オーナー・Rさん

◼︎名前:Rさん
◼︎年齢:30代
◼︎職業:Baby's breathオーナー
◼︎女風歴:1年

 

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今回は特別編。話題の新店舗『Baby's breath(ベイビーズブレス)』オーナーのRさんが登場! 一度は人生を諦めかけたRさんが、一人のセラピストに救われて女風店を立ち上げるまでの波瀾万丈な人生を語ってくれました。

 

――女風を利用するようになったのはいつ頃ですか?

ちょうど1年前の今頃ですね。信じていた人に裏切られ、辛いことが立て続けに起きたので「もうこの世に未練はない」と思ったんです。地方から出てきたので、近くに頼れる親も友達もいなかったんですよね。今まで働いた蓄えが多少あったので「自分の葬儀代を残して、あとは全部きれいに使い切って死のう」と決めたんです。

 

――それは……、悲しすぎる決意ですね。

飛び降りようとしたり、睡眠薬を大量に飲んだり……、そんなことを何度も繰り返していました。夜になると寂しくて、ひとりで家にいたくなくて、毎晩飲み歩いていました。そんなとき、何かの会話で「出張ホスト」があることを知ったんです。死のうと決めていたのに、どこかで誰かにすがりたかったんですよね。検索してみたら何件かヒットしたのでHPを覗いてみたんです。

 

――HPを見てどう思いましたか?

その中にとてもHPが見やすいお店があったんです。作りがしっかりしていて変な広告がない。料金もランキングもとてもわかりやすかった。キャストを見ると、気になる方が2人いて、でも、一人は出勤の頻度が少なかったんです。寂しいときにすぐ会える方がよかったので、もう一人の出勤が多い彼に手が止まりました。それからTwitterや写メ日記、ツイキャスを見るようになり「雰囲気がやわらかい人だな」と好感を抱いたんです。

 

――そのセラピストさんはすぐ予約をしたのですか?

いえ。2ヶ月間くらいDMで連絡を取り合ってからお願いしました。彼はどんなDMでもちゃんと返事をくれたんですよね。定型文ではなく、私のDMをちゃんと読んだうえで返事をくれる。ときには病んだ文章も送ってしまったのに返信してくれたんです。しかも、こちらが予約するまでは営業もお金の話も一切なかったんです。

 

――それは、当時のRさんにとって嬉しい対応ですね。初対面はいかがでした?

とても緊張しましたね。後にセラピストさんからは、私の顔が緊張しすぎて「カオナシ」みたいになっていたと言われました(笑)。でも、ホテルに向かっているときに彼が色々と話しかけてくれたり、カウンセリングもとても丁寧だったので少し和らぎましたね。緊張しているから「おまかせで…」としか言うことができなかった私に「カウンセリングは料金が発生しないからゆっくり話そう」と、時間をかけて説明や確認をしてくれたのもうれしかった。施術もひとつひとつ丁寧で、声を掛けてくれたので緊張していた心が少しづつほぐれていきました。

 

――施術後はどんな気持ちでしたか?

会う前は半泣きだったのに、帰りは笑顔になっていたんですよね。これまで思い詰めていた気持ちも、少しだけど楽になったんです。そのとき『人が人を癒す力はすごいな』って思ったんです。

 

――その後、彼とはどうなりました?

それから月に2〜3回くらいのペースで予約しました。あるとき、私が落ち込んで自分を責めてしまったときに「俺が悲しくなるからやめてほしい」って言ってくれたんです。感覚的に本心で言ってくれたのがわかったので、そこから少しづつ前を向けるようになりました。彼と会うようになり、彼のプラス思考や「いつか女風店を作りたい」という夢に影響を受け、ゆっくりですが立ち直れるようになったんです。

 

―― Rさんがお店を立ち上げた経緯を教えてください

「女風、やったらいいじゃん」というのは、彼が言ってくれたんです。「辛かった経験を乗り越えたからこそ、ユーザーの気持ちに寄り添うお店が作れるよ。Rちゃんならできると思う」と言ってくれたんです。また、もうひとりのオーナーとなる友人とも色々話す機会があり「女風に救われたのなら、女風を作ったらどう?」と言われたんですよね。ふたりの言葉を受け、“自分が救われた業界を盛り上げていきたい”って気持ちになったんです。私は過去、1度死んだと思っているので「死んだと思ったらなんでもできる!」と思い立ち上げました。

 

――とはいえ、お店の立ち上げは大変だったのでは?

周りの人たちに助けられました。もうひとりのオーナーはもちろん、アロマセラピーの資格を持っている友人が講師になってくれたり。在籍しているキャストの男の子たちもHPも事務所もない状態から信じてついてきてくれたんです。

 

――それは人徳ですね。

人に自慢できる生き方ではありませんが、1回死んだあの日からウソをつかず生きてきました。少しでも伝わってくれればいいと思っています。

 

――人生を変えてくれたセラピストさんに気持ちが入ったことは?

ユーザーと適度な距離を保てるセラピストさんだったんですよね。気持ちが入りそうなときに「僕は、Rちゃんが次のステージに進むための架け橋でしかない。Rちゃんはもう、次のステージに進んだよね。僕も次に進むからそこで会おう」って言ってくれたんです。今はお店が忙しくて会えていませんが、いまでも相談に乗ってもらったり、アドバイスをもらっています。

 

――ステキな関係ですね。ではお店のコンセプトを教えてください

“人生諦めかけた時に一人のセラピストに救われたからこそ今がある”。だからお店の名前『Baby's breath』。かすみ草のことで花言葉は「感謝」なんです。女風業界に助けられたので、私みたいに悩むユーザーの心に寄り添っていきたいと思っています。

 

――『Baby's breath』にはどんなキャストがいますか?

お仕事に行けることを「当たり前」だと思っているセラピストはひとりもいません。会える、呼んでいただけることはありがたいことだとわかっているので、嫌な顔をしたり、手を抜くことは決してありません。マッサージも日々練習している、本当に真面目なセラピストばかりです。また、事務所待機なのでスタッフがファッションや身だしなみをちゃんとチェックしているので、だらしない格好でお客様の元へ向かうことはありません。キャストたちは仲が良く、待機中はツイキャスやTikTokをやっているので、雰囲気や話し方などぜひチェックしてみてくださいね。

 

――もうすぐあの日から1年ですね。あのときの自分に声をかけてあげるとしたら?

「あなたを救う世界があるよ」って言ってあげたいですね。あのときのことが今では信じられないくらい。たった1年で人ってこんなに変わるんですね。もし、いま苦しかったり、辛いことがある方は『Baby's breath』にきてください。お店全体であなたの苦しみに寄り添いたいと思っております。私がそうだったように、「あなたを救う世界がここにある」と思うので。

 

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ちなみに癒されたいなら気遣いの名人である春さん。王子様にエスコートされたいなら優人さん。エロエロな気分を味わいたいなら色男系の蓮さん。不思議な魅力を楽しみたいなら天然系イケメンの健人さんがオススメだそう。キャスト選びやわからないことにも相談にのってもらえるので、気になるユーザーさんは是非ともお店に連絡してみてくださいね。

 

Baby's breath
エリア:大阪
営業時間:24時間営業
TEL:070-1795-0569
(web予約、LINE予約の受付時間:11時~4時 ※電話予約は24時間対応)
公式サイト:Baby's breath

 

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この記事を書いたライター

wataeri

りりか

女性ファッション誌やカルチャー誌をメインに活動しているライター。学生時代にモテなかったから、素敵なイケメンといちゃいちゃしたいんです♡

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