現役セラピストに女性用風俗初心者ライターが素朴な聞きづらい質問11個を聞いてみた!
1.
利用するまでの流れ&キャンセルについて
2.
待ち合わせ?ホテル?オススメの待ち合わせ方法について
3.
生々しいから聞いておきたい!お金のやりとりをするタイミングについて
4.
実際にどんな女性が利用しているの?
5.
マニアックな願望を持っているんだけど、引かれない…?
6.
年上だけど指名してもいい……?年齢に関するあれこれ
7.
スタイルや傷跡……容姿に自信がないけれど、利用してもいい?
8.
女性にされてうれしいことってある……?
9.
セラピストの男性ってどんな人?
10.
仕事を始めて女性のイメージは変わった?
11.
現役セラピストから「初心者へのアドバイス」を聞いてみた
女性向け風俗店に興味がある。でも不安があって利用するまで一歩踏み出せない……。そんな不安を抱えている女性も多いですよね。そんな方に向けて女性向け風俗店未経験な上、人一倍チキンな私が体当たりで学んでいきます。
今回からはなんと!現役セラピストさんご本人にインタビューをしていくことに。お相手は『東京萬天堂』に所属されている現役セラピストの裕次郎さんとAさん(※退店済み)さん。どちらも注目のセラピストさんです。光輝くイケメンのお二人を前に緊張しつつも、初心者向けにいろいろとお話しを聞いてきました。
利用するまでの流れ&キャンセルについて
――いきなりの質問ですが、お店を利用するまでの流れを教えていただいてもよろしいでしょうか?
裕次郎さん(以下、裕):萬天堂での流れになりますが、まずお客さまがお店に連絡をしますよね。そのときに指名するセラピストを決めていただきます。その後、事務局から指名されたセラピストに連絡があり、その際にお客さまの電話番号を教えてもらいます。
その後はセラピスト側からSMS(電話番号のみでメッセージが送受信できる機能)を使って連絡を取り合い、待ち合わせ場所を決めるのが基本です。
Aさん(以下、A):こちらからお客さまに連絡をするので、待っていていただければ。SMSでもいいですし、LINEでもいいです。SMSが多いですが、お好きなもので大丈夫ですよ。
――メッセージなどできるだけ残したくない女性もいると思うのですが、何か方法はありますか?
裕:予約をするときにその旨を伝えてください。セラピストからの連絡を希望しないと伝えれば、自分たちの場合は萬天堂の事務局を通してのやりとりだけで利用ができますよ。
セラピストとの待ち合わせ場所も『推奨待ち合わせ』みたいなスポットがあるんです。初めての人でも分かりやすくて、待ち合わせをしていても違和感のない適度に人ごみもあって……といった待ち合わせにはベストなスポット。
この人、今から何をするんだろう?なんて思われるような特別なスポットではないので、安心して待ち合わせができます。
――実際に連絡先を交換したくない女性っていますか?怪しいな~とか警戒しませんか?
A:警戒しないです(笑) 普通にいらっしゃるので、連絡先を教えることに不安がある方はその方法で大丈夫ですよ。
裕:例えば旦那さまがいる方などは、萬天堂の事務局を通してのみのやりとりになることもあります。信用されてないんだな~なんて思いませんから、どうぞ気にせず使ってください(笑)
――予約をしていたけれど、どうしても行けなくなってしまった……。なんてときは、キャンセルできるのでしょうか?
裕:こちらも萬天堂の話にはなってしまいますが、予約日時の24時間前までの連絡ならば、キャンセル料はかからないです。
A:キャンセルしたいと思った時点でご連絡いただければ。女性は体調面など急な事情が発生しがちだと思うので、無理せずご相談いただきたいですね。
裕:実際に会ってから、自分が想像していた人とイメージが違うな~なんてときにはキャンセルもできますよ。チェンジって言った方が分かりやすいんですかね。多少キャンセル料は発生してしまいますが、顔を合わせてから気持ちが変わった……なんてことがあっても大丈夫です。
基本的にキャンセルに関してはお店のHPに書いてあると思うので、事前にチェックしておくと安心だと思いますよ。
待ち合わせ?ホテル?オススメの待ち合わせ方法について
――1つ前の「実際の流れ」でもお聞きしたのですが、実際にセラピストさんに会うまでの流れが知りたいです。どこかで待ち合わせるかたちになるのでしょうか?
裕次郎さん(以下、裕):どこかで待ち合わせをするか、ホテルに直接行くかの2パターンがありますね。比率で言うと、外で待ち合わせてからホテルに行く方が多いです。というか、ほとんどそのパターンです。
Aさん(以下、A):ホテルで待ち合わせをするのもいいんですけど、外で待ち合わせをした方がよりデート感が出ると思います。とくに初めて利用される女性の場合、緊張もある程度ほぐれますし。気持ちの面でも、よりスムーズに施術に入れるんじゃないかな。
裕:そのお店の定めるキャンセル料は発生すると思いますが、実際に会ってイメージと大きく違ったなんてときにもチェンジしやすいかなと(笑)
――待ち合わせ場所はこちらが指定するのですか?
裕:自分たちが所属している萬天堂には推奨スポットがあって、指定がない限りはそちらで待ち合わせをしています。「その街に詳しくない女性でも分かりやすい」「待ち合わせをしていても不自然ではない」「適度に人がいるので待っていても目立たない」といったベストスポットが主要な街にはあるんですよ。
――待ち合わせはせず、直接ホテルに来てほしい!という女性もいるんですよね?
裕:いますよ。理由は「できるだけ人目につきたくない」、「事前に一人で入室して、シャワーやお風呂に時間をかけたい」、「お酒を飲んで緊張をほぐしておきたい」だとか。理由はいろいろありますね。
――お酒を飲んで緊張をほぐしたい……気持ち、わかります(笑) 自宅にも来ていただけると聞いたのですが。
A:はい。ホテルの割合の方が8~9割と高いのですが、たまに女性の自宅に呼んでいただけることもあります。
――緊張しませんか?女性の自宅……。
A:うーん……緊張はしないですね。自分はどちらかというと、ホテルの部屋に直接行く方が緊張するかもしれません(笑)
裕:信用していただいているってことなので、セラピストとしてはうれしいですよ。ぜひ呼んでください。
――終わったあとはどこで解散になるのでしょうか?ホテルの中ですか?
A:そのあたりは女性にお任せしています。多いのは最寄駅までのんびり歩いていき、そこでバイバイをするパターンですかね。もう少しホテルでゆっくりして行きたいから~と、部屋の中でそのまま別れることもあります。女性のペースに合わせているので、何か要望があれば遠慮なく聞かせていただきたいです。
――ところで、お二人が所属されている『萬天堂』は地方出張もしているとHPに書かれていたのですが、実際に行ったことありますか?
裕:地方都市に何度か呼ばれたことはあります。そのときは新幹線で行きました。
A:同じく新幹線の距離に出張しました。元は東京に来てくださっていたお客さまだったので、今度は自分が行くよ~といった感じでしたね。
裕:僕もなんですけど、萬天堂に所属しているセラピストってほかに仕事を持っている人も多いんです。出張をするときはHP上に「本業で〇月×日までこの場所にいます」といったスケジュールを申告することもあって。
その情報を見たお客さまから、自分も同じところに出張する予定だから向こうで会わない?なんて声をかけていただくこともありますよ。
生々しいから聞いておきたい!お金のやりとりをするタイミングについて
――女性向け風俗未経験者が迷いがちなところなのですが、お金のやりとりってどうすればいいのでしょうか?すごくリアルで生々しいところですよね。
裕次郎さん(以下、裕):そのお店のルールにもよると思うんですけど、基本的には施術をする前の先払いが多いと思います。別れ際にやりとりをするのは、先払いよりも生々しいですからね。
Aさん(以下、A):あくまで僕の場合ですが、「お支払いをお願いします」みたいなことは言わないです。あのお金ってもしかして……と視界に何か入っていても、自分からは触れない。
裕:同じく、僕もあまり言わないですね。
――ちょっと不安になってきたのですが(笑)、初心者の場合は支払いのタイミングが分からずに困るなんてことは?
A:自分から「お支払いをお願いします」といった直接的な言葉はかけませんが、雰囲気で支払いをするタイミングを作るので安心してください。お金のやりとりって本当に生々しいところなので、お互い気持ちよく、そして安心してやりとりができるように工夫していますよ。
――雰囲気づくりはお任せいたします……!もう一つの支払い方法・クレジットカードってどうなのですか?
裕:お金のやりとりに不安があるのならば、クレジットカードの支払いがオススメしたいです。とくに初めて利用する方は、お金のやりとりのことを考えずにすむクレジットの方がいいかもしれませんね。セラピストとの時間を気兼ねなく過ごせるので。実際にクレジットカードで支払いをされている女性も多いです。
自分は明細にどのように書かれているのかまでは分からないのですが、クレジットカードのせいで利用しているのがバレた!なんて話は聞かないので、各お店で工夫をされているのだと思いますよ。
――また現金の話に戻ってしまうのですが、渡すときは何か袋に入れた方がいいのでしょうか?
裕:とくにこうして欲しい!っていうのはないです。封筒やポチ袋に入れる方もいますし、そのまま現金で手渡しをする方もいます。お客さまの渡しやすいかたちで大丈夫です。
実際にどんな女性が利用しているの?
――未経験故に特別な事情を持っている方やお金持ちのマダムが利用しているに違いない……なんて考えてしまうのですが、実際はどのような女性が利用しているのでしょうか?まずは裕次郎さん、教えてください。
裕次郎さん(以下、裕):一言で言うならば、幅広い年代の女性ですね。学生もいるし、年上の女性もいます。何歳くらいの女性が多いですねっていうのは本当に分からなくて。もちろん年齢は聞きませんし、自分もこの人はいくつだろう?とか気になったことがないです。成人女性は全員って感じですね。特別な事情があるとかそういった女性も中にはいるかもしれませんが、普通の方ばかりです。
――Aさんはいかがですか?
Aさん(以下、A):僕も同じで普通の女性ばかりですね。あくまで自分の所感ですが、今年の2月くらいから、ちょっとだけ今までにいなかった女性が増えたかなといった印象はあります。
――それは興味深いですね。どのような女性が増えたと感じていますか?
A:一度体験してみたい!といった好奇心から利用される女性が増えたように感じています。女性向けの風俗店ってどんなことするの?みたいな感じで。そのころにメディアで女性向け風俗店が取り上げられたこともあったので、その影響かな~と思っています。
裕:女性同士でも話している人もいるみたいですね。以前施術をした女性のお友だちから指名されたこともあります。気持ち良かったから一度経験してみたら?と言われて、じゃあ行ってみようかなと思い立ったそうです。
A:友だちからの紹介、僕も経験したことがあります。性の悩みを抱えている女性が友だちに相談をしたところ、だったら一度思い切り発散してきたら?といった流れがあり、初めて来たんですよ~と指名してくださったことがありますね。
――女性向け風俗店を利用することがオープンになりつつあるんですね。特別な人だけが利用するクローズな世界だと思い込んでいました。
裕:本当に特別な人だけが利用しているといったわけではないです。私みたいなタイプが利用していいの?なんて迷わず、興味があるのならば一度体験していただきたいですね。
マニアックな願望を持っているんだけど、引かれない…?
――恋人や夫といったパートナーには言えない……少し変わった性癖を持っている女性もいると思うんですよね。そういった願望は叶えてもらえるのでしょうか?
裕次郎さん(以下、裕):できる限りお答えしますよ。初回の利用はお話をする時間があります。待ち合わせてホテルに入ってから、二人で話をする時間のことを「カウンセリング」と呼んでいます。そこで好みのプレイやしてほしくないことなんかを聞いています。
萬天堂の場合、このカウンセリングの時間はプレイ時間に入りません。なので、いろいろと希望を聞かせていただけると、より満足していただけるのではないかなと。
――カウンセリングのときに「焦らしてください」など恥ずかしくて言えない気がするのですが、その場になれば言えるものですか?私がチキンなだけかもしれませんが……。
Aさん(以下、A):言いづらいようであれば、事前に要望をメールで送ってもらうといいですね。こんなことがしたいです!みたいなことを送っていただければ、こちらで事前に準備もできるので、より満足できると思います。
僕の場合は基本的に恋人のような雰囲気を好む女性にご指名いただくことが多いのですが、一度だけSMっぽい内容を事前に希望される方がいらっしゃいましたね。「拘束をされたいです。していただけますか?」と。
裕:それ、どうされたんですか?すごく気になります……!
A:拘束っていっても縄とかその他の道具とか、いろいろありますよね。なので女性に希望を細かに聞いて、手錠のような手足を拘束して自由に動けなくなるグッズを購入して行きました。
自分は特別SMに興味があったわけではなかったのですが、楽しかったです。自分の中にある新たな扉を開いてしまったかもしれません(笑)
――そんなことまでしていただけるなんて……!メールなど文章ならば自分の願望を伝えられそうです。
裕:好みのセラピストに相談するのもいいですが、そういった性癖を満たしてくれるような特殊な技術を持った人を指名すると、さらに満足度が高くなりますよ。
萬天堂には100名近くのセラピストが在籍しています。いろいろな個性や特技を持ったセラピストがいるので、希望に応じやすいと思います。例えばSMを体験したい願望があるのならば、ドSでいじめ上手なセラピストがいますよ。
萬天堂に限らず特殊な性癖を叶えたいのならば、事務局や運営の方に一度相談をしてください。オススメのセラピストを紹介してくれます。自分の性癖を満たしてくれて、さらに自分好みのセラピストと巡り合えたらいいですよね。
年上だけど指名してもいい……?年齢に関するあれこれ
――女性ってやはり年齢を気にしてしまうんですよね。気に入ったセラピストがいても年下だったり、この年齢の相手が来たら気を使わせてしまうんじゃないかと悩んだり。正直なところ、女性の年齢って気になりますか?
裕次郎さん(以下、裕):年齢を気にする方って実際にいらっしゃるのですが、セラピスト側としてはまったく気にならないのが本音。僕も「このお客さまは〇歳くらいかな?」なんて考えたことないですね。気にならないです。
Aさん(以下、A):自分も気にならないです。あえて言うならば、萬天堂の場合は年齢に応じて「マダム割」や「学割」があるので、その割引を利用する女性が来たときに意識するくらいでしょうか。それも「このお客さまは〇歳なんだ~」といったものではなく、割引のために一瞬頭をよぎるくらい。ネガティブな感情は一切抱きませんよ。
――安心しました。実際に年の離れた女性が利用されることもあるんですね。
A:具体的にいくつくらいかは分かりませんが、自分より年上の女性は利用されますよ。あと、僕の体感ではありますが「学割」を利用するお客さまも最近増えているような。年上はもちろん、学生のお客さまも気にせず利用していただけたらうれしいですね。
裕:何度も力説してしまいますが、セラピスト側は気にしていません。湊谷さんと同じく、年上の方も学生さんも楽しんでいただけたら。
――指名するセラピストを探すとき、大切にした方がいいことってありますか?
裕:自分の好みのタイプですね。年齢とかは気にせず、フィーリングや好みのタイプを選んだ方が満足できますよ。「この人は見た目は好みなんだけど、年上の自分が指名したら迷惑だろうな」とか「自分みたいなタイプを好いてくれるとは思えない」など、お客さまが自分自身でボーダーを引かない方がいいですね。自分の直観とか、素直な気持ちを優先させてください。
スタイルや傷跡……容姿に自信がないけれど、利用してもいい?
――女性向け風俗店を利用するとなると、当然ですけど肌を見せることになりますよね。インターネットの掲示板を見ていると、太めのスタイルなど体形に自信がなくて利用を躊躇(ちゅうちょ)している女性も多くて。セラピストさんとしては女性のスタイルってやっぱり気にしてしまいますよね?
裕次郎さん(以下、裕):気にならないですね。「自分と一緒にいたい」と思ってくれた事実が非常にうれしいので、相手の方のスタイルが~とか気にならないです。どうせ口だけでしょ?インタビューだから良いことを言ってるんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが、セラピストって本当に気にしていない。言葉だけではうまく伝わらないのがもどかしいです……!
Aさん(以下、A):同じく気になりませんし、気にしているセラピストっていないんじゃないかな。お相手のスタイルがどうこうよりも裕次郎さんと同じく、自分を選んでくれたことがうれしい。どうすれば喜んでくれるかな?といった方に意識が向きます。スタイルの問題で利用を躊躇しているのならば、もったいないな~と思いますね。
――その他にも傷跡はどうでしょうか?出産経験のある女性の場合は帝王切開の傷跡なんかも、目に入りやすいので気になってしまいます。
A:僕の場合は「そういえばあった?」くらいの認識ですね。女性側から言われて気づくくらいです(笑) 気づいたところでネガティブな感想は一切抱きませんし、気にしなくて大丈夫ですよ。
裕:基本的に気にならないですが、もし目に入ったとしても「この傷跡はどうしたの?」なんて聞きません。女性同士は同性の身体をじっくり目にする機会は少ないかもしれませんが、出産や手術などで傷跡のある方ってきっと想像しているより多いです。それによってセラピストの対応が変わるなってことは絶対にありませんから、気にせず利用してくださいね。
――それは安心しました。スタイルや傷跡は気にしなくていいのですね。肌質はどうでしょうか?アトピーなどで悩んでいる女性も多いと思うのですが。
裕:アトピーで悩んでいる女性も利用されていますよ。自己申告いただけたら優しく施術するなど工夫できるので、事前に声をかけていただけるとありがたいですね。もちろん、それによってネガティブな感情は抱きません。あ、セラピスト側からのお願いになりますが、マッサージの際に触ってはいけない場所があれば教えていただきたいです。その部分を避けるなど工夫をして施術しますよ。
女性にされてうれしいことってある……?
――初めて女性向け風俗店を利用する女性って、私を含め本当に右も左も分からない状態なんですよね。HPに掲載されてること以外で、こんなことをするといいよ~みたいなアドバイスってありますか?
Aさん(以下、A):なかなか難しい質問なのですが、セラピストとしては「時間いっぱい楽しんでくれる」のが一番ですね。これをしてほしいっていうよりも、とにかく楽しんでほしいし、満足してくれるのが一番やりがいを感じるというか。
そのあたりを踏まえてあえて言うならば、要望があれば遠慮せずに伝えてほしいですね。こちらも女性の反応を見て、より楽しめるように組み取っていき、それを実行していきます。反応が良かったところを見逃さず、「こういうのが好きならば、こういうのはどうかな?」みたいなイメージでしょうか。
でも、少し離れたところに違う要望があるのならば、言葉にしていただけるとうれしいです。極端な例を出すのであれば、事前に「恋人同士のイチャイチャとして雰囲気がいいです」とリクエストをいただいているのに、実は「ハードなSMプレイの要素もプラスして欲しい!」のような。セラピストも女性側の願望を最大限にくみ取りますが、分かりづらいところは気軽にリクエストしてくださいね。
――裕次郎さんも何かありますか?
裕次郎さん(以下、裕):特に何かをしなきゃ!とか、失敗したら迷惑をかけてしまうかも……なんて思わず、普段通りで大丈夫ですよ。あまりかしこまらず、仲の良い友だちに会うくらいの気持ちで来ていただければ。「よし、今日は時間いっぱい楽しむぞ~」くらいの気持ちで会いに来てください。
会うときは仲のいい友だちくらいの軽い気持ちでいいですが、もちろん施術の時間になったら恋人同士みたいに思ってくれたらうれしいですね。
あ、「女性にされてうれしかった」エピソードですが、女性が服を畳んでくれるのはうれしかったです。やってくださいって意味じゃないですよ。
A:服を畳んでもらえるんですか??
裕:シャワーから出てきたら、何度か畳んでもらっていたことがあるんですけど……湊谷さんはないですか?
A:いや、ないですね(笑)
裕:僕としては脱ぎ散らかしてはいないと思ってるんですけど、どうなんだろう(笑) 彼氏の服を畳んであげるみたいな、自然な恋人同士の雰囲気になれたのかな?とうれしかったです。インタビューで答えてしまうとやってほしい!みたいに聞こえてしまうかもしれませんが、決してやってくださいってことではないので。
A:なんかうらやましい。自分も脱ぎ散らかしてみようかな。
裕:だから、脱ぎ散らかしてないんですって(笑)
セラピストの男性ってどんな人?
――どんな男性が所属しているのか気になるのですが、セラピストさん同士の交流ってあるんでしょうか?
Aさん(以下、A):実は僕、ほとんど会ったことないんです。というか、今回こうして裕次郎さんに会ったのが初めてと言って良いくらい。だから今この場で「セラピストってこんな人なのか~」と学んでいます(笑)
裕次郎さん(以下、裕):僕も他のセラピストさんと話す機会はほとんどなかったですね。ただ、以前イベントで他のお店に在籍しているセラピストさんと交流した経験はあります。
――他のお店のセラピストが集まる機会もあるんですね。
裕:僕が参加したのは某アダルトビデオメーカーさん主催のイベントです。そのときは男性ではなく、女性をターゲットにしたイベントでした。内容としてはAV男優さんのトークショーなど盛りだくさんな感じ。そのイベントに女性向け風俗店も参加していて、簡単なマッサージの体験やコンテストなどが企画されていましたね。そこで何人かセラピストさんと実際にお会いしましたよ。
――どのような雰囲気の方が多かったですか?何か感想があれば教えてください。
裕:見た目も体形もさまざまなんですけど、みんな優しかったですね。性欲に任せてオラオラするような乱暴なタイプは見当たりませんでした。同性から見ても優しそうってことは、本当に穏やかな人ばかりなんじゃないかな。
その他の場面でも、セラピストって気持ちが優しい人が多いと感じています。ドSで有名なセラピストであっても、レディファーストというか女性を大切にしてるんですよね。
A:僕も実際には会ったことないですが、女性の話を聞いていると穏やかな人が多いんだなと感じています。怖かったエピソードなどは聞いたことないですね。
――「同性から見ても優しいタイプが多い」と言ってもらえると安心できますね。セラピストさんの見た目についてもう少し詳しくお聞きしてもいいですか?
裕:男らしいタイプの方もいれば、ホストっぽい雰囲気のセラピストさんもいて、本当にさまざま。これだけいろいろなタイプがいるのならば、好みにぴったり合う人もいるんだろうなと。萬天堂も100名近くが在籍しているので、好みのタイプを事務局や運営に伝えれば、理想の相手に巡り合えるんじゃないかなと思います。まとめると、セラピストは怖くないってことで(笑)
仕事を始めて女性のイメージは変わった?
――これまでお仕事をしてきた中で、女性に対するイメージって変わりましたか?
裕次郎さん(以下、裕):僕は変わりましたね。
Aさん(以下、A):僕は変わらないです。
――相反する答え!まずは「変わった派」の裕次郎さんから詳しくお話聞かせてください。どのようなイメージに変わりましたか?
裕:以前から女性に悪い印象を抱いていたわけではないですが、想像以上に優しい人が多いです。言葉の端々に温かみを覚えたり、気遣いを感じたりする瞬間がたくさんあって。こちらが申し訳ないなと感じてしまうほど、優しい人が多いですね。
しかも女性って年齢問わずみんな優しい。自分よりも年を重ねた人も、年下の女性も。細やかな気遣いは男性にはマネできないところがたくさんあって、僕も勉強させていただいています。
――それでは、「変わらない派」のAさんのお話しも聞かせてください。
A:これまでの人生でも女性って優しいな~と感じる機会があったので、女性に対するイメージが大きく変わった!というほどではないですね。裕次郎さんが言うとおり、みなさん優しいです。あ、変わったというか……「年上の魅力」に気づきましたね。
――ぜひ「年上の魅力」について語ってください。
A:セラピストになる前は同年代に囲まれていたので、年上の女性と関わることってほとんどなかったんです。年上に興味がないわけじゃないけれど、接点がない状態。セラピストになってからこれまで出会う機会のなかった年上の女性と話すようになって、魅力に気づきました。本当、年上の女性には何でも受け止める器というか……圧倒的な包容力を感じますね。
現役セラピストから「初心者へのアドバイス」を聞いてみた
――女性向け風俗店に興味を抱いている女性に対して、セラピストからの何かアドバイスをいただけませんでしょうか?まずはAさん、お願いします。
Aさん(以下、A):気になるのであれば、とりあえず一度利用してみるといいと思いますね。興味本位でも構いません。細かいルールなど分からなければセラピストはもちろん、事務局や運営サイドが丁寧に教えますよ。初心者の方がいちばん迷うのって、セラピストだと思うんですよね。萬天堂の場合は100名程度在籍していますから、好みのタイプを事務局に伝えればオススメのセラピストを紹介します。なんでも一人で悩まずに、ぜひ相談していただきたいですね。どうしても選べないときは、「おまかせ」でもいいと思いますよ。
あと、利用するにあたって後ろめたい気持ちや、自分なんかが指名してセラピストに申し訳ない……なんてネガティブな気持ちは一切不要。一緒に楽しみましょうね。
――ありがとうございます!次に裕次郎さん、お願いします。
裕次郎さん(以下、裕):女性向けの風俗店ってホストとは違って、二人きりで触れ合う場所ですよね。ときにはホストでパーッと遊んでストレス解消したいときもあるかと思いますが、人肌恋しくなったらぜひ気軽に会いに来てください。実際にフラッと気まぐれな感じで会いに来てくれる女性も多いですよ。
特別な場所だと構えずに、心の休憩場所みたいな存在になれたらうれしいです。もちろん、モンモンとした気分を発散させたいときにもお相手させてくださいね(笑)
あと、施術が終わったあとの会話もぜひ楽しんでいただきたいです。この時間ってわりと相談タイムになることが多いんですよ。他の人に打ち明けられない悩みを聞いて、いっしょに考えたり。男心についてはもちろん、男性のどこを責めると気持ち良いの?なんて質問もOK。そのときは親切丁寧、どこよりも具体的にお答えしています(笑) 施術もいいけど、その後の会話も楽しみにしてくれている方も多数いて、うれしいなと感じています。
終わったときには身体だけでなく心もスッキリしていただきたいなと思いつつ、女性との時間を楽しんでいますよ。
――お二人ともありがとうございます。具体的な話になりますが、セラピストさんとしては何分のコースがオススメですか?初めて行くときの参考にさせてください。
A:120分コースですね。
裕:同じく120分コースをオススメしたいです。90分コースだと駆け足だなーと感じてしまう場面があるかもしれません。もちろん90分でも満足いただけるよう、セラピストがパッケージを組むので安心してください。
■取材協力セラピスト
【裕次郎(ゆうじろう)】
■取材協力店
【店舗名】萬天堂本店(まんてんどうほんてん)
【ジャンル】性感マッサージ
【エリア】東京
【営業時間】24時間営業(電話受付10:00~22:00)
【TEL】090-8811-7223