助けてください、と言えたとき、あなたは自立している
この言葉は 「生きる技法 安富 歩 著」 にある言葉です。
”自立”ってなんでしょう。
僕が中学生の時、もう大人なんだから自立するようにと先生によく言われていました。
その時は自立とは人に迷惑をかけず自分の力で生きることだと考えてしました。
しかし、この本に出会ってから考えが180度変わりました。
自立とは依存することである
ほとんどの人は自給自足で生活することはできません。
食べ物も水道、電気などのライフラインも人の力を借りて生きています。
自立することを自分の力で生きていくことだと解釈したとしましょう。
人に依存してはいけない、迷惑をかけてはいけないと考え、人とのつながりをどんどん断っていきます。
ただ完全に自給自足はできませんから、すべての関係を切ることはできません。
するとどうなるか、たった1つの関係が残り、それを切られたら生きていけないという社会的に弱い立場に陥ります。
こうなってしまったら、依存どころか隷属状態に等しいです。ですから多くの人に依存することが自立することにつながるというわけです。
少し具体例を出しましょう。
例えば家庭内DV
あなたが専業主婦だとします。この場合、夫というたった1人の人間に経済的に依存(隷属)しています。
だからこの関係を切られると生活に困ってしまい、たとえ暴力を受けても抵抗することが難しくなります。
学校でのいじめもこの例でしょう。
どうしても学校に通わずにいい職につくというのは現実的に難しいです。
この点で言えば、すべての子供は自分の未来が学校というたった1つの機関に依存(隷属)しているという状態になります。
こういう状況でいじめられたりしたら、社会からドロップアウトするかいじめられ続けるかの2択しかないわけです。
自立とは依存することである
納得していただけましたでしょうか。
女性向け風俗も例外ではありません。
性に関することはとてもデリケートで、心許せるパートナーだけに裸を見せるという人がほとんどだと思います。
しかしマンネリ化やセックスレスなどの問題が出てくれば、夜の営みだけでなく円満な夫婦関係や幸せな暮らしにまで支障をきたします。
自分はそういった悩みを抱える女性のもう1つの性の依存先、安心して自分をさらけ出せるもう1つの場でありたいと思っております。
(写真は以前とっていただいたもの。緊張で耳が赤いです。恥ずかしい。)
ミツバの写メ日記
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自立についてミツバ