和希の写メ日記

こんばんは♪CANDYHIROSHIMAの和希です！

アンパンマンの主題歌に「何のために生まれて　何をして生きるのか　答えられないなんてそんなのは嫌だ」ってありますよね！私は高校時代この歌詞のことをずっと考えてて鬱気味になったことがあります。

正直、生きる意味なんて生まれた瞬間に与えられるものではなく、後付けでそれらしきものが自分の中で生み出されると思ってます。

マズローの欲求段階というものがあります。人間の欲求は段階があり、どんどん満たされていくと最終的には自己実現をしたいという欲求になるというものです。この説が正しければ　何のために生まれて　何をして生きるのかを持つのはある程度別の欲求が満たされた人間に限るので、常時ご飯が満足に食べれず生理的な欲求が満たされてない人や間や戦争で安全が保障されていない人たちはそんなことより目の前のことに必死になるはずです。万が一生きる意味が生前に与えられているのであればその人たちの生きる意味はなんだったのでしょうか…?

また、人間を動物という視点から見るとなおさら生きる意味なんて与えられてない気がします。そこらへんのネズミを考えてみてください。彼らは生を受けてからご飯を探しつつ成長して交尾して死んでいきます。彼らは単に生殖して、死んでいっただけです。その延長線上にいる我々ホモサピエンスは育児、社会といったノイズはありますが、基本的にはネズミと変わらないのです。生理的現象が起こり、死んでいく…

そのような人間の生きる意味にある程度の回答を出したのがニーチェだと私は思います。ニーチェはキリスト教に対してこう言いました。「それは生成と消滅の流れのうちにある人間の卑小さや偶然性にたいして、人間に絶対的価値観を与えた。」と。まさにキリスト教が生きる意味を与えてくれていたんだということですね。そのようなキリスト教的観念はそもそもないし、前世や来世のない今自分の人生に集中して、より良いものにすべきだと。これが力への意志と言われるものですね。

こうして生きる意味は後から付け加えられると思うのです。日々全力で頑張って積み重なったものがいつしか人を幸せにしたり、自己成長に感じて幸福感を自分に与える。そして、やってきたことを自分で肯定し、このために生まれてきたんだ！これをして生きていくんだ！と。例えば野球に夢中になって、必死になって、プロ野球選手となり、チームに貢献する。記録を残す。コーチとなって指導する。そうして、野球が生きる意味となっていくようなものですね。

私も今必死に生きて、自分にとっての「野球」を探している段階です。もしかしたら見つからないかもしれません。見つからなかったら、人間なんてそんなもんでしょと割り切ることもできますし、見つかったら見つかったで誇らしげに胸張って生きることができるでしょう。是非、僕と一緒に全力で今の人生楽しんでみませんか??どっちに転んでもよかったとは思えるかもしれませんね！