土曜日の夕方。
ゆっくり過ごせたはずなのに
なんだか物足りなさが身体の奥にじわりと残る時間。
静かな部屋の中、どこか落ち着かなくて…
肌に風が触れたとき、ふいに思い出す感覚がある。
首筋をなぞられるような、背中に吐息を感じるような
そんな柔らかくて熱っぽい記憶が、ふっと呼び覚まされる。
求められる時間も、触れ合うぬくもりも
いつだって特別なものだってわかってるのに
触れたい、触れられたい——
その欲は、ふいに訪れて簡単にはごまかせない。
指先の温度、唇の重なり
すべてを忘れさせてくれるような、あの濃密な時間。
身体の奥がゆっくりほどけていく感覚を
今夜もう一度思い出したくなってしまう。
夜が深まる前のこの時間。
優しさも、色気も、全部そのままで受け止めてくれる人がいたなら——
どれだけ救われるだろう。
求めることを、恥じなくていい。
感じたいと思うことに、素直でいい。
そんな夜に、なりますように。
青の写メ日記
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素直な夜を過ごしませんか?青