主従、加虐被虐、支配被支配。
広くSMと言われるものには色んな種類や関係性があって、そのプレイ内容や在り方もそれぞれです。
そしてそう言ったジャンルに区分される一歩踏み込んだプレイの中には、危険を伴うものも少なくありません。
安心安全にプレイを楽しむために(特に責め手が)意識するべきことはたくさんあると思いますが、その中でも自分が特に大事にしていることを紹介します(`・∀・´)
①安全!!!!!もうとにかく安全!!!!!
言葉的には被っちゃうようですが、一番大事なことなので何度でも書きます。
とにかく安全を意識することです。「これくらいは大丈夫だろう」を経験則や自分の感覚だけで作ってしまいがちですが、それは本当に「大丈夫」でしょうか?
首絞めの時の体勢は?気道は意図せず締まってない?そこは力をかけても大丈夫?
どれだけ興奮してもどれだけ相手の体を知り尽くしていても、常に安全を頭の片隅に置いてください。
②受け手の安心感
(プレイとしては例外もなくはないですが)多少なり傷や危険を伴うプレイであるだけでなく、それを密室で2人きりで、というのはどうしてもプレイで与えられる以外の恐怖感や不安を煽ってしまいがちです。「この人となら大丈夫」「ここまでなら大丈夫」「それは絶対に守ってもらえる」みたいな安心感を持ってもらい、プレイに集中できる環境を整えましょう。
個人的には、上記を前提と感じてもらえるように、(許容度の高い受け手さんでそういう希望があったとしても)いきなりハードなプレイはしないようにしています。そしてスキンシップを丁寧に取ること!
③セーフワード
特にそのパートナーとの関係性が薄い時や新しいプレイに挑戦するときなど、②とも共通しますが「本当に怖くなったら/嫌になったら止める」を約束できるようにセーフワードを決めておくことをお勧めします。
どれだけ気をつけていても異なる2人の人間である以上、「思ったよりも強くて痛い」「思ったのと違って嫌だ」みたいなのは発生し得ます。そのときに「だめ」「やめて」はプレイの性質上言ってしまいがちで、本当にやめて欲しいのか判断できなくなることがあります。(「そんなことはない!それは下手くそなやつだ!」って思った人は危ないです。そういう人こそ実践してください。)セーフワードのチョイスについては今後また詳しく書きますが、「受け手が自然には言わないこと」その一方で「言いやすい表現」であることがおすすめです。合わせて声が出せない時のストップのサインも決めておきましょう。
「嫌な時は止めてもらえる」というのは責め手側の安心感にもつながります。
ただ乱暴にする、痛いことをする、一方的であるのがSMというわけではなく、理性ある2人がお互いを想いあって、その延長にあるものこそいいプレイであると考えています。
またこれは諸説ですが、個人的にはいかに受け手が欲しいものを与えられるかが責め手の技量だと思っていて、受け手として経験することでしかそれを理解することはできないと思っています。要するに生粋の変態こそいい責め手になれます(いい顔)
ルールを決めて、楽しくデュエル!よきSMライフを!
律の写メ日記
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【SMを語ろう #1】SMの心構え律