こんばんは優斗です
今日はふと少し真面目な日記
ガルエクは性的なサービスをメインとしていますが、内容的にはずっと性感サービスをしているかというと、ご存知の通りそうではありません。
ノンセクシャルコースがあったり、デートコースがあったり利用の仕方、利用する理由は様々です。
雑談、食事、デート等も含め何度かお会いする度、お客様によってはバックグラウンドが鮮明に見えてくる事があります。
勇気を出して利用してくれたからこそ、自分を曝け出してくれて信用して話してくれるからこそ、1回目より2回目、2回目より3回目。会うたびにお客様を知っていきます。
必要以上にプライベートはこちらから詮索はしないのですが、僕が接客させていただく時はお客様に興味を持って接しているので、思わず突っ込んで聞いてしまう事もあるのです。もちろん嫌だったら話さなくて良いので、とお声掛けして聞きますが…
そんなプライベートな話を聞いていると、どうしても悲しい事や理不尽な話をしょっちゅう耳にします。
本当に愚痴として聞いて欲しいだけで話してる事の方が圧倒的に多いと思うので、どう思う?と聞かれたら基本的には「うんうん」と聞いています。←ちゃんと聞いてます。
こうした方が良いんじゃないかな?と思ったりする事もあるので、もし本当に答えを求められた時だけ少し自分の考えを伝えたりする事もあります。その人の人生に大きく影響しなさそうな事ならね。
そんな風に、みんなが悩みを抱えて生きているのは当たり前なのですが、話をしている中でどうしてもこれは助けを必要としているのかもしれない、助けないといけないかもしれないと思う状況があったりするのです。そういう時は要らぬお世話かもしれないですが、しれーっと相談する場所の存在がある事を話題にしてみたり、公的な機関の存在を伝えたりはしてみます。でもね、その存在を知っていても一歩踏み出せなかったり、既に相談しているけど解決できていなかったりする事実もあったりするし、すごく難しいことで
そう、僕らキャストが関われるのは実はここまで。
少し背中を押す事、応援する事までしか出来ないのです。
本来なら性格上
「ちょっと俺も手伝うからさ!まじ出来る事あれば言ってほしい!」
しかし、これを言う事も実行に移すことも出来ない。ディレンマ
ここにキャストとお客様という関係の「境界線」が存在するからですよね。
確かにね、お客様全員にそんな対応出来るかと言われれば現実的には無理なワケで…それも大きなお世話になる事もあるし。
そんな関係を越える事が出来ない、そして僕が何年もこのお仕事をする中にある「ジレンマ」これにはずっと悩まされているのです。
たぶん割り切りが下手なんだろうね。これでも上手くなった方だと思うけど。
改めて、これからも出来る範囲と適度な距離感でお客様に向き合っていこうと思います。
利用する事で、少しでも心が軽くなりますように。
優斗でした
優斗の写メ日記
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境界線とジレンマ優斗