あの時、僕の目は釘付けになった
銀です
幼い頃に見た光景が
大人になった今でも
頭からこびりついて離れない。
そんな経験はありませんか？
テレビを見なくなったのは
いつからだろうと思う。
小学生の僕はといえば
それなりに戦隊ものを見て
それなりにバラエティを見て
ハラハラしたりワクワクしたり
毎日欠かさずテレビを見ていた。
中学生にもなると
家族が寝静まったリビングの
電気を消してそっとテレビをつけた。
まだブラウン管のテレビに、
おじいちゃんがラジオ聴く時に
使いがちな（知らんけど）片耳用の
有線のイヤホンをぶっ刺して
深夜帯に放送されていた
エッチなドラマを夜な夜な見ていた。
まだ放送規制がゆるくて
おっぱいも全然映っていた時代だ。
こ、、これがおっぱいか、、！！！
と、まるで伝説の剣を見つけた
勇者のような面持ちで
画面越しに揺れるおっぱいに感動し
悶々としていたのを懐かしく思う。
握ったのは伝説の剣ではなくて
もちろんチン、
それが今では
めっきり見なくなってしまって
テレビはBGM代わりになっている。
日々のニュースもトレンドも
テレビを見なくても知れるし、
好きなものだけを好きなだけ
YouTubeで見れれば満たされる。
YouTubeといえば、
基本的にお笑いか音楽しか
見ない僕ですが、最近はもっぱら
" サンコロ " という
YouTuberにハマっている。
おすすめは、
" 全員オートチューンの卒業式 "
" 生き別れた母と
再会するアキネーター "
" もう絵とかどうでも
良くなった柴崎◯道さん "
だ。
絶対にくる。是非見てほしい。
さて、
テレビと言えば、
必ず訪れるものがある。
それはCMだ。
当たり前だけれど
要所要所で差し込まれる。
ドラマの大事な場面の前や
クイズ番組の結果発表の前、
気になる展開の前には必ず
CMが差し込まれる。
なんだよ！CMかよ！はあるあるで
その退屈な数十秒を
死んだ魚の目をして待つことになる。
見ているようで何も見ていない。
考えているようで何も考えていない。
瞑想において雑念を捨てることは
もっとも重要で難しい課題とされるが
あのCMを待つ時の我々は
その " 無 " が自ずと
できているのではないかとも思える。
その中で今でも
ずっと思い出すCMがある。
それがこちら
1997年から放送されていた
永谷園の
" ただいまお茶漬け中 "
というCMだ。
ジリジリと電話の音が鳴り響く
薄暗い空間でお茶漬けをかき込む。
ズズズズズ！ハフハフ！プハァ…。
美味しいも言わず、言葉も発さず、
ただただひたすらに無我夢中で
白い湯気が上がる
熱々のお茶漬けをかき込む。
たったそれだけの数秒間。
当時、3歳4歳くらいだったと思う。
あの時、僕の目は釘付けになった。
とにかくめちゃくちゃ美味そうで
今すぐお茶漬けを食べたくなって
子どもながらに衝撃を受けたのを
今でもよく覚えている。
このを超えるものに
まだ出会ってないくらいに
圧倒的にNo.1のCMだ。
私はこれが断トツNo.1！！という
CMがある方は是非教えて頂きたい。
久しぶりに見てみたら
無性に食べたくなってきた。
夜食にお茶漬けを食べようと思う。
もちろんあのCMみたいに勢いよく
ズズズズハフハフしながらね。
...ガラッ（冷凍庫）
....ボリボリバリ。ｸﾞｽﾝｯ
ヾ('ω'⊂ )))Σ≡ｻﾗﾊﾞ!!
P.S.
幼い頃に見た光景が
大人になった今でも
頭からこびりついて離れない。
みんなもそんな経験あるよね？
ある種の “ エモい ” なんだろうね。
僕は雨が降ると
決まって思い出す光景があります。
大通り沿いのボロい古本屋。
ガラス張りになっていて中の様子が
見えるような作りになっていた。
あの時、
ふたりえっちの黄色いカバーを
幽遊白書のカバーとすり替え、
股間を膨らませて読んでいた友達。
元気にしてるかな？
エモいな、、、。（遠い目
名古屋（大阪・東京）萬天堂 銀
銀の写メ日記
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あの時、僕の目は釘付けになった銀
