NOZOMです!
春って感じの天気が続きますね!
そこで今日は春にまつわる名言と、その出典をいくつかご紹介します。
1. 「春はあけぼの。」
出典:清少納言『枕草子』
日本の古典文学における春の美しさを象徴する一文。「春は、夜がほのぼのと明けていく時間が最も趣深い」と続きます。
2. 「春の海 ひねもすのたり のたりかな」
出典:与謝蕪村(俳句)
春の海の穏やかな様子を、時間の流れと共に詠んだ句。「のたりのたり」は波のゆったりとした動きを表現しています。
3. 「春の雪は、すぐにとけて、地面にしみこむ愛のようだ。」
出典:三島由紀夫『春の雪』
繊細で美しい比喩を通して、春の儚さと情感を描いています。三島由紀夫の代表作『豊饒の海』シリーズの第一作。
4. 「冬来たりなば春遠からじ」
出典:パーシー・ビッシュ・シェリー(英詩『西風に寄せて』より)
英詩 “If Winter comes, can Spring be far behind?” の訳。苦しい時期を越えれば、やがて春(希望)がやってくるという意味。
5. 「春は一年の朝である。」
出典:村上春樹(小説やエッセイで繰り返し使われる表現)
季節の中の春を、一日の中の朝になぞらえ、始まりやリセットの象徴として描く村上春樹らしい視点。
NOZOMUの写メ日記
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