一級◯◯士試験
私はこの試験で「本気を出す」と言う事の本当の意味を知りました。一級◯◯士試験は資格学校の受講料が高額ですし、毎年時間もお金も大幅に使うので、合格した年は今回が「本当に最後」だと覚悟を決めて挑みました。もし不合格だった場合は今の職業はあきらめて別の職業に転職するつもりでした。その為、試験迄に自分に残されている時間でどこまでの事が現実的に出来るのかを考えました。実行したのは「周りの人がやっている課題を2倍多くこなす事」でした。試験当日は「周りの人の2倍の量をこなしている」と言う事実が私の「御守り」になりました。
試験中は緊張というよりは「背水の陣」でとにかく「出し切る」事を考えていました。どんな結果になろうと、たとえ不合格だろうと「自分が後で後悔しない位、頑張ってやったんならそれでいいじゃないか」と思いました。
試験が終わった後は誰もいない空地で立ちすくんでいました。何故か美空ひばりの「愛燦燦」がずっと頭の中をリピートしてたのを覚えています。
今、思えば「後悔しない位、頑張る」というのは自分自身の「思いの強さ」そのものだったのだと思います。
振り返ると本当に多くの時間を費やしました。でも人生の分岐点で今の私へ橋を掛け渡してくれたあの頃の自分に心から「ありがとう」と言いたいです。
10年前の自分に教えられた事
10年後の自分にしてあげられる事
人生って、素敵なものですね♪
どうか良いお年をお過ごしください✨
龍之介
龍之介の写メ日記
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一級◯◯士試験龍之介