癒です
僕らセラピストを必要としてくださる子には、当然ながら必要と思うだけの理由や事情が様々あるはずなのですが
きっと大切な人ができて、その人からも、彼女が同じかそれ以上の熱量で大切にされているのなら、僕らのことなど不必要どころか、思い出すことすらないと思うんです。
もちろん、そんなパートナーがいなくても楽しく充実した生活を送っているのなら、その時も僕らのことを必要としてはいないでしょう。
だから寂しい気持ちはありますが、連絡がなくなって僕らが必要とされなくなった時こそ、彼女が幸せになった証拠・元気で過ごしている証拠だと考えて、黙って微笑んで見守る・見送るのが、本当の意味でセラピストと呼ばれるに相応しい者だと僕は思っています。
癒してあげたい、慰めてあげたい、幸せになってほしい、幸せでいてほしい、本気でそう思うのであれば、気になっても気にさせないことが愛かなあと。
って考えたら、この仕事を辞める時も、黙って人知れずに消えるのが美しいのかな。
僕のことを忘れてしまうほど幸せでいてほしい、そしていつかまた心にポッカリ穴が空いたり、自分を休めたいと感じた時、それを埋めるため、満たすために戻ってきてくれたら。
そういう時に思い出してもらえる人でありたいですね。
ちょっと寂しいけどね、クスン
癒