皆様、こんばんは。
1月5日はスタジオジブリ 宮崎駿先生のお誕生日ということで、名作”千と千尋の神隠し”が放映されました。
ご覧になられましたでしょうか?
私はこの作品が大好きで、実は私の”千”の名前は彼女に由来します。
今回の日記では、私が自身の名前に込めた願いと、この作品との関係について記していこうと思います。
まずは物語の簡単な紹介から。
この物語はスタジオジブリが描く冒険ファンタジーで、舞台となる油屋の世界は、現実世界からは隔絶された神々が住まう世界です。
それは物語でよくある正義と悪が対立する世界ではなく、善と悪・欲望と理性が混在していて、まるで現代の世の中のような風俗的な世界となっています。
そんな神々の世界に、普通の10才の少女 千尋が迷い込みます。
彼女は千という名前を与えられ、友愛や献身を学び成長しながら元の世界に帰ってくるという物語です。
私はこの物語がとても大好きです。
理由は2つあります。
その理由の1つは油屋の世界観。
この世界で仕事を持たない者は、湯婆婆に動物に変えられてしまいます。
生きてくためには働かないといけない。
そして働くということは、油屋に来たお客様に満足してもらうこと。
つまり生きるということはお客様にご満足いただくことという世界観なのです。
一見酷なように思われますが、私は現実世界と同じだな感じています。
誰かの仕事は誰かのためになり「ありがとう」が生まれ、その対価としてお金が支払われ、仕事をした人はまた生きて行ける。
考えてみるとよく似ていませんでしょうか。
さらに言うと、油屋の仕組みこそ現代の風俗業界と同じなのです。神々の皆様に温泉と洗体をサービス提供してご満足してもらう仕組みは、まさに我々セラピストの使命と一致していると感じます。
この作品とセラピストの使命は通ずるものがたくさんあり、その世界観や使命感に学ぶべき要素が数多くあるように、私は感じています。
そしてもう1つは千が持つ魅力です。私が感じる彼女の魅力は、世界に飲み込まれない強さを持っていること。その強さの源は決して立ち止まらない事だと感じています。立ち止まらなかったことが、油屋の世界で千を生かし成長させ、やがてはハク、坊、カオナシ、ご両親など多くの人物に良い影響を及ぼしたのだろうと私は感じました。
私もそんな風に誰かの満足のために生きて、自身を成長させながら、関わったくださった皆様にいい影響を与えらえれるようになりたいという願いを込めて、
自身に"千"という名前を付けました。
千のように立ち止まることなく成長し、皆様に満足していただくことが私の願いです。
萬天堂 千
千の写メ日記
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無題千