世界の皆さん、こんにちは
今日は5月10日。
1933年のこの日、ナチス・ドイツによる「焚書(ふんしょ)」がベルリンで行われました。
大学生や市民が集い、ユダヤ人作家や社会主義者、自由思想家の書物が炎の中に投げ込まれたのです。
「これは正義だ」「不要な思想だ」
そう叫ばれながら燃やされたのは、紙ではなく、言葉と対話の可能性でした。
そしてその炎は、やがて人間の命にも及んでいきました。
私たちはもう知っているはずです。
意見を嫌う自由はあっても、意見を消す自由はないことを。
この世界で、誰かの言葉が消されそうになったとき。
私は、耳を澄ませられる人間でいたいと思います。
世界
世界の写メ日記
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5/10世界