世界の皆さん、こんにちは
8月度は会いに来てくださった
お客様のおかげで、
名古屋7位 全国30位
となることができました。
この場を借りて御礼申し上げます。
僕に会いにきてくださる
名古屋圏・関西圏のお客様。
皆様が応援してきてくれたから、
僕は今日までセラピストを
続けることができています。
いつも本当にありがとうございます。
この夏は
東京・横浜・広島・福岡の
お客様にもお会いすることができました。
遠方の僕を見つけてくださり、
会いにきてくださったこと、
本当に嬉しく思っています。
今後も定期的に出張できるように
調整して参ります。
またお会いできる日を楽しみにしています。
私、【世界】。
萬天堂にセラピストとして
デビューしたのが昨年の10月です。
来月で丸1年を迎えます
セラピストを始めたきっかけを
聞かれることが多いのですが、
僕はかなりネガティブな理由から
セラピスト業を始めています。
デビュー前、僕は文字通り
ノリにノッていました
自身で立ち上げた事業が
前年から大きく成功し、
その数字を伸ばすことに
人生の全てを懸けていました。
数字を伸ばすために
どんどん資金を投下し、
自分の健康を犠牲にして、
全てを仕事に捧げていました。
今なら考えられないですが
3日間お風呂に入らず仕事し続ける
なんてことがザラにありました。
この辺りから歯車が
狂っていたのだと思います。
振り返ると、あの時の自分は
もはや【人間】ではなかったと思います。
そんな状況を良くないと思ったのか
ある日、(おそらく僕のご先祖様たちが)
【お前は何のために頑張っているんだ?】
という問いを頭の中に投げかけてきました。
その【問い】に
答えることができなかったので、
僕は一度、立ち止まりました。
厳密には
答えは出せていたのかもしれません。
今、自分が追い求めているのは
【数字】であり、
【幸せ】ではないのだと。
でも、その答えに蓋をして
盲目的に仕事をし続けました。
そんな精神状態のまま
事業拡大のために
アクセルを踏み続けたので
ある日、自分の判断ミスで
2,000万円超の損失を出してしまいます。
文字通りの【絶望】でした。
生まれてこの方、
順風満帆だった。
運にも恵まれていた。
周囲から評価してもらうことも多かった。
自分はどこか優れた人間であると
過信して、傲慢になり、
すくすくと無駄に育ってしまったプライドが
根本からへし折られた瞬間でした。
膝から崩れ落ちて
悔しさと不甲斐なさで
涙が止まりませんでした。
【数字】を追い求めた結果、
【数字】に負かされたのです。
そこから数日は心ここに在らずで
事業を廃業するかどうかを
ずっと考えていました。
そこではじめて、
【数字】の先に【幸せ】があるのか?
と向き合うことができるようになりました。
今ではハッキリと断言できますが、
【金銭や物質で満たされること】は
【幸せ】とイコールではありません。
僕の人生における最大の目的は
【幸せを最大化する】ことです。
持論でしかありませんが、
世の中のほとんどの人が
これが目的でほぼ間違いない
とすら思っています。
精神的に疲弊した当時の僕でも
おそらくこのまま事業を進めても
【幸せの最大化】には
辿り着けないということは導き出せました。
事業の継続は行わないと判断し、
本当に申し訳なかったのですが
スタッフに謝罪して
全員に退職してもらいました。
その後は、
2ヶ月くらい何もせずに
家で無気力に寝てるだけの
時間を過ごしていました。
【廃人】と呼ぶに相応しい
状態だったと思います。
幸い身体は健康でしたが
心はズタボロで
立ち上がってトイレに行くことすら
難しい時がありました。
人間、落ちるところまで落ちると
こうなるんだなって思いました。
そんな状態の中、出てきた新しい問い。
【自分はなぜ存在しているのか?】
自分が今この瞬間、
この世界に存在している
意味・意義・価値・理由
それって何なんだろう?
立ち上がれないのなら、
せめてその答えを導き出そうと
そのことをずっと1人で考えていました。
そして2ヶ月経ってから、
減り続ける預金残高と向き合い
ようやく「何かしなきゃ」
と思えるようになりました。
久しぶりにパソコンを開き、
とりあえず何か仕事を探そうと思いました。
その時の自分の欲求はただ1つ
「人と接する仕事がしたい」
2ヶ月間、誰とも接することなく
引きこもっていた僕が抱くには
シンプルで自然な欲求でした。
そこから辿り着いたのが「女性用風俗」。
これが萬天堂の門を叩くに至る経緯です。
女性用風俗の仕事を通して、
いろんなお客様にお会いし、
お話を伺う中で、
悩んでいるのは自分だけではないのだと
そんな当たり前のことに
気がつくことができました。
僕たちが生きていくということは
辛く、悲しく、苦しいことも
嬉しく、楽しみ、喜びあうことも
全てあるべきなのだと。
そして、
僕という一個人に
「会いたい」と思って
会いにきてくださる方達がいること。
そんな方達がいるから、
僕は自分が今、この世界に
存在していて良いのだと。
あの人が「会いたい」と思ってくれるから
自分は存在している意味があるのだと。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
本気でそう思えるのです。
世界
世界の写メ日記
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いつもありがとうございます。世界